【後期】地域の防災リーダー養成講座 第3回報告
■開催日 :平成30年10月27日(土) 9:30~12:00
■場 所 :狭山元気プラザ 大会議室(B棟2階)
■講座科目:①学校における避難所運営について ②避難所開設・運営訓練
■講 師 :①狭山市立狭山台小学校 前校長 小 暮 恒 二
■講 師 : ②埼玉県自主防災組織リーダー養成指導員 大城戸 修 一
■講座内容:
①学校における避難所運営について
狭山市立狭山台小学校 小暮恒二前校長を講師に迎え、「学校における避難所運営について」と題し、狭山台地区の昭和39年から現在までの経緯、自治会の状況について、全ての建物が築43年以上経過しており、狭いエリアに人口の密集し大規模集合住宅の多いこと、更に高齢化が進んでいること、それに伴う狭山台地区防災協議会の発足、防災の取り組みとして体育祭における炊き出し訓練、また、担架での搬送訓練・全世帯の居住構成・年齢の把握、青少年育成の防災キャンプ、防災行動マニュアルの紹介並びに、今後の取り組みとして、地域の特性に合った・実情に合った・できることからの3点を挙げられ、学校での避難所運営では、児童生徒の安全確保、避難所運営にあたる市職員及び学校職員が到着するまで、防災リーダーの重要性を理解することの講義をいただきました。
②避難所開設・運営訓練
埼玉県自主防災組織リーダー養成指導員の大城戸修一指導員より、避難所開設・運営訓練について、阪神淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災、熊本地震の避難所設置時における部屋割り・配慮すべきもの、順次配置すべきもの、トイレ、運動不足による二次被害などの健康管理面、防犯対策等多くの事例に基づく対応などの講義に続き、避難所施設の使い方、入居時の課題などをテーマに、敷地配置図・各階間取り図に部屋割り、入居時の課題、避難所運営委員会の模擬演習を班ごとに実施し、最後に各班代表がテーマに沿って結果発表をしました。体験の無いなか、当事者になって考えることでリスク及びリスク回避を考える重要性の高い内容で「平常時は突然やってくる自然災害の準備期間!」との講義をいただきました。
1.狭山台地区の現状と経緯の説明 【狭山台小学校小暮前校長】
5.避難所運営委員会の模擬演習中の受講生 マスコミ対応はどうする?