【後期】地域の防災リーダー養成講座 第1回報告
■ 開催日 :平成30年10月6日(土) 9:30~12:00
■開催場所:狭山元気プラザ大会議室(B棟2階)・東部備蓄倉庫・緊急貯水槽
■講座科目:①オリエンテーション②協働によるまちづくり ③狭山市の防災と防災施設見学
■講 師 :さやま市民大学 小山周三学長、 狭山市役所協働自治推進課 濱田美佳課長 狭山市役所危機管理課 渡辺道雄課長・水道施設課 高野課長
■講座内容
①オリエンテーション
本講座を受託しているNPO法人「わが街さやまの防災ネットワーク」高橋和子理事長より、今の日本は災害期に入っていると感じており、この講座にて防災・減災を勉強され、自助・共助を行い地域のため頑張っていただきたいと挨拶をいただきました。
②協働によるまちづくり
小山周三学長より、安全な街は、そこに住んでいる人が安全な街を意識し、安全文化・防災文化・安全の価値を創ることが重要であること。さらには、助けられ上手になること(助けてもらう情報を発信すること)が大切で、助けられ上手になることの10の条件として
1.悩みが言えること。2.有難うと言えること。 3.助けてのサインを発信すること。 4.迷惑を掛けても良い環境作り。 5.人間が好き 6.触れ合いが好き等の貴重な講話をいただきました。
続いて狭山市役所協働自治推進課 濱田美佳課長より「協働によるまちづくり」と題し、この講座を作り上げていくのは皆さまです。市民の皆さまが市民の皆さまのために市民大学の講座を作って頂いている事が協働の形です。事は地域、皆さまの周りで起きている事を行政が収集に努め、情報を発信して頂ける皆さまとの繋がりを第一歩としたいとの講義をいただきました。また、H31年度に「協働のまちづくり条例」を制定予定の説明もいただきました。
③狭山市の防災と防災施設見学
狭山市役所危機管理課 渡辺道雄課長より「狭山市の防災」として、一昨年の台風9号の被害を踏まえた狭山市の防災対応と入曽地区の水害状況の動画、地域における備えとしての「自助・共助」等についての講義をいただきました。
現地実習として、狭山元気プラザ駐車場入口にある「狭山市東部備蓄倉庫」内の備蓄品の見学後、狭山市水道施設課の皆さまの協力の元、緊急貯水槽(60t)の動作説明、塩素濃度測定の理由等の説明も受けた後に給水実演に続き、受講生も3人一組になり手動ポンプによる給水体験をしました。