*開催日時 :平成28年 1月 20日(水)19:00〜21:00
*場 所 :狭山元気プラザ 大会議室
*講座名 :「食と農のコミュニティ・ビジネス講座」
*受講生 :22名 出席者 :出席 17名 欠席 5名
*講座内容:
1.JAいるま野「農産物直売所“あぐれっしゅげんき村”
~ 農産物直売所 “あぐれっしゅげんき村”店長 原口 昌記氏
(1) 平成19年「大型農産物直売所構想」に基づき、平成26年5月建設開始、大型直売所4番目として、
平成26年11月正式オープンした。
*主な商品:地場野菜、いるま野産米、地元野菜の加工品、切り花、狭山茶、焼き立てパン、手作り惣菜など。
(全て生産者自身が持込み、展示まで行う)
*フードコート(埼玉県初)では、地元野菜カレー、地元産小麦粉のうどん、サトイモグラタン、里芋コロッケ、
狭山茶ソフト、での地産地消実践中。
(2) 開店後の実績:来客数=25万人(年)、売上=4.4億円、出荷者=狭山市57%、
*売上数:ほうれん草3.2%、里芋3.2%、ネギ3.0%、 人参2.8%、玉子2.5%
*金額:茶3.7%、たまご2.6%、里芋2.3%、リンゴ2.2%、人参1.5%、
2.「農」を支える新たな連携:~ 地域支援型農業に向けた取り組み、体験型農園、6次産業化、地産地消、援農ボランティア ~ 食と農で地域をつなぐ会 山下 武生 氏
*狭山げんき村構想の概要:目的
①地産地消の推進
②農業の持続的な発展による潤いのあるまちづくり
③直売所を拠点とした新たな地域コミュニティづくり
④農業・平地林の持つ多面的機能の発揮
⑤農村の景観、歴史、文化教育の推進
*狭山げんき村構想:大型直売所、観光型農業、加工施設、体験農園などへを含む総合施設によって、安心、安全な地元野菜の供給、雇用の創出、健康な生活への貢献、住み良い地域環境、地域外からの利用者増、などを目指す。
<Q&A>
Q:げんき村の売り場の配置に一貫性、意図的なものが感じられないが・・・
A:店舗内のレイアウト、商品の陳列などさらに工夫の余地があり、今後見直していく。
Q::売り上げ単価、数量に平日、休日の差はどの位あるか?
A: 数量、単価とも約2倍の差がある。
Q:体験農園の具体的なプランは?
A:現在近隣の成功例などを見ながら、JAとして具体化を進めて行く筈。(山下さんは志半ばで退職し、今は直接関わっていないので・・・・)