第6回 6月8日(月) 「文化に登場する狭山の魅力」
講 師: 童句振興協会 会長 廣澤謙一様
会 場: 元気プラザ 大会議室
受講生: 29名、欠席2名
狭山市の文化活動に造詣の深い廣澤様の講義は、長年にわたる研究をまとめたレジメ「古典・古歌に描かれるふるさと」を基に始まりました。辺境の地であった武蔵国入間郡が記された文芸や史記のなかから、郷土の宝を見つけ出した経緯や時代背景とともに披露して頂きました。萬葉集の「伊利麻治(いりまじ)」、続日本紀の「武蔵野国入間郡」や「入間宿」、伊勢集の「ほりかねの井」、あるいは枕草子の「堀兼の井」や太平記の「入間河」など、詳しく解説して頂きました。また、狂言入間川については「狂言入間川を観る会」を立ち上げ、本年開催の鑑賞会は21回を数えたこと、逆さ言葉の真実について、時間を忘れるほどに語って頂きました。質問タイムがなくなってしまい残念でした。
講座内容は後日冊子としてまとめる予定です。