テーマ:外国人がよろこぶ日本人の”おもてなし”とは?
~狭山市在住の外国人の皆さんの体験談を聞く~
*実施日: 2018年6月12日(火) 13:30~15:30
*場所: 狭山元気プラザ大会議室
*本日の講師: 岡村理亜鈴(フィリピン)さん、18年在住
:黒沢娣(中国、大連)さん 14年在住
:伊藤イヌエ(エチオピア)さん 19年在住
*出席者:受講生11名
*スタッフ:草野、中山、綱島
◎外国人がよろこぶ日本のおもてなし~狭山市在住の外国人に聞く~
本日お呼びした外国人講師は、3人とも日本人と結婚し日本に移住して10年以上狭山市に在住し、すっかり日本の生活に溶け込んだ、日本移住に成功され幸せな家庭生活を送られている。
狭山市に住んでよかったこと・・・
〇安全、安心して住むことができる。
〇自然に恵まれ、子育てにも適している。
〇周囲に住んでいる人達から親切なもてなしを受けたこと、日常生活で必要な、ゴミ出しや、清掃、自治会活 動での決まり事など親切に教えてもらったこと。
〇家庭の主婦で、子供の子育てに伴う近所づきあい、子供を通じての平凡な日常生活に自然に溶け込んでいけたこと。もちろん外国からの移住者として日本の生活に慣れていくために、人一倍の努力をされたがゆえに今の幸せがあると3人の講師から述べられた。特別な親切でなく、日本の生活で当たり前に行われている習慣や、言葉遣いなどを近所の主婦から教えてもらったことが大きな日本のおもてなしであったと述べられた。
岡村理亜鈴さん(フィリピン) 黒沢娣さん(中国、大連) 伊藤イヌエさん(エチオピア)
☆グループ座談会 : 受講生3名+スタッフ1名を1グループとし3グループに分け、1名づつ講師が各グループに加わり、グループディスカッションを行った。
<受講生の意見・感想>
「 振り返りシート」より
1.日本人が対応に改善すべき点
・積極的に話しかけて、間違っていたら教える
・人と人とのつながりが基本
2.日本に定住するに際し、どのような点に協力をしたらよいか
・安心して住めるように、まず何に困っているかを聞く
・日本に溶け込めるようグループ活動に積極的に参加できるよう勧める
3.外国人が気持ちよく働くための環境づくりについて
・日本人自体が、外国人が働くこと、住むことに対して違和感を持たないように教育することが一番だと 思う。
・何でも相談にのれる体制づくり
<講座リーダーのコメント> 江頭 誠治
☆狭山市に長年住む3人の講師にその感想を聞いてみた。10年以上狭山市に住み、日本人と全く同じ生活をして見事に同化、習慣にもなじまれている姿に感銘を受けました。日本人と結婚し、子供を通じての生活環境の広がりがよリ日本的な環境に上手に溶け込んでいる、女性ならではのたくましさを感じました。
☆次回には外国人男性の日本での生活経験者の声を聞き、女性とは違った観点からの移住者の感想を聞き比較をしてみたいと思います。