令和3年度公開講座のご報告
〇第3回公開講座のご報告
令和3年度 さやま市民大学 第3回公開講座
「郷土の偉人に学ぶ武蔵・武州の風土と文化」
※開催日時:令和3年3月18日(金)14:00~16:00
※講師:狭山市名誉市民 西武文理大学特命教授 大野 松茂氏
※講座テーマ:「郷土の偉人に学ぶ武蔵・武州の風土と文化」
※講座方式:ZOOMによるオンライン講座
※講座受講生:29名(全員自宅から参加)
※講座内容:
「郷土の偉人に学ぶ「武蔵・武州の風土と文化」
<郷土の偉人>
☆渋沢栄一:天保11年(1840年)~昭和6年(1931年)
日本資本主義の父
☆清水宗徳:天保14年(1843年)~明治42年(1909年)
埼玉県初の器械製糸工場 暢業社(明治10年)設立 川越鉄道(明治2
☆繁田武平:弘化2年(1845年)~大正9年(1936年)
製茶業 県議会議員 狭山製茶会社設立
☆発知(ホッチ)庄平:元治1年(1864年)~昭和11年(1936年)
繁田武平の長男 黒須高等小学校長、霞が関町長、黒須銀行頭取、霞が関カンツリークラブ設立(昭和4年)
☆繁田翆軒:慶応3年(1867年)~昭和15年(1940年)
繁田武平2男 製茶業、豊岡町長(明治33年~大正14年)7期26年
☆繁田金六:明治15年(1882年)~昭和30年(1955年)
繁田武平 6男 製茶業 煎茶道「狭山流」創始者・家元
☆繁田くら:明治22年(1889年)~昭和30年(1955年)
繁田満義(繁田武平7男)と結婚。県内初の保育所開設(大正15年)
豊岡保育園設立(昭和2年)
☆石川幾太郎:1安政2年(1855年)~昭和9年(1934年)
石川組製糸創立者 製茶仲買商(明治12年) 製糸経営に進出(明治27年)、川越工場開始(明治41年)、県立蚕業学校に寄金(大正9年)、武蔵野鉄道社長(大正10年)製糸額全国6位。工場県内5、県外3。
☆石川仁平:明治11年(1878年)~昭和17年(1942年)
石川幾太郎 4男 製糸業 県議会議員(大正13年~昭和3年)
石川組川越工場長 川越製糸社長
☆石川求助:明治23年(1840年)~昭和46年(1991年)
石川幾太郎の養子 養蚕業 入間川町長(昭和22年)
初代狭山市長(昭和29年~昭和41年)
石川組蚕種部所長 川越蚕種社長(昭和13年)埼玉製糸社長、埼玉繊維社長
☆増田忠順:嘉永2年(1849年)~昭和5年(1930年)
県議会議員(明治14年~明治26年)、柏原村長(明治22年~大正6年)
入間銀行発起人取締役、川越鉄道、入間馬車鉄道社長、霞が関カンツリークラブ・東京ゴルフクラブ設立に貢献。
☆粕谷義三:慶応2年(1866年~昭和5年(1930年)
藤沢村長橋本要作長男 明治24年柏原家に養子・結婚
県議会議員(明治25年~当選4回)、衆議院議員(明治31年~12回当選)
副議長(大正9年)議長(大正12年~昭和4年)
<狭山ゆかりの作家たち>
☆打木村治:明治37年(1904年)~平成2年(1990年)
「天の園」6巻、「大地の園」4巻
☆土家由岐雄:明治37年(1904年)~平成11年(1990年)
童句創始者 絵本「かわいそうなぞう」
☆吉野弘:大正15年(1926年)~令和1年(2019年)
詩集「北入曽」、「祝婚歌」
☆津村節子:昭和3年(1928年)~
☆吉村昭 :昭和2年(1927年)~平成18年(2006年)
「関東大地震」、「三陸海岸大津波」 日本芸術院会員
☆山本東次郎:昭和12年(1937年)~:能楽狂言方大蔵流名跡 山本会主宰 日本芸術院会員 人間国宝
狂言「入間川」
<おわりに>
~魅力あるまち 狭山らしい風土づくり
☆三つのリーディング施策
✤狭山の顔・中心核づくり
✤みち・みず・みどりのネットワークづくり
✤生涯福祉・生涯健康・生涯学習をすすめるまちづくり
以上の施策を是非展開していきたい。
〇第2回公開講座のご報告
令和3年度 さやま市民大学 第2回公開講座
”市民活動を楽しもう”
~小江戸川越のまちづくり~
講師:
NPO法人 川越きもの散歩代表
埼玉県共助仕掛人
川越の町雑誌「小江戸ものがたり」編集発行人
藤井 美登利
★講演プログラム(14:00~15:45)
1)市民活動のカタチとステップ
~誰かの「ほっとけない!」から始まる自分たちのまちは自分たちでつくる
2)市民活動を楽しむヒント
~多様な主体とつながろう
3)川越のまちづくり~市民が動いた
~蔵造りのまちなみ・川越織物市場存在運動
4)「きものでまちづくり」なんて、出来るのか??
~NPO法人川越きもの散歩の活動事例
5)狭山・川越は養蚕・織物で栄えたまち
~狭山の偉人・清水宗徳と川越藩士・速水堅曹(官営富岡製糸場最後の所長)
との友情
6)質問・まとめ
★オンラインによる受講生:21名(全員自宅で受講)
〇第1回公開講座のご報告
「活力ある狭山に向けたSDGsの取り組みと住民参加」を開催しました
さやま市民大学は、今年度の6つの講座をすべてオンラインで実施していますが、令和3年度第1回公開講座も同じくオンラインで下記の通り実施致しました。
※日時:令和4年1月28日(金)14:00~15:30
※サテライト・スタジオ:狭山元気プラザ 大会議室
※講座テーマ:「活力ある狭山に向けたSDGsの取り組みと住民参加」
※コーディネーター:西武文理大学 藤野 洋教授
※プレゼンター:
・安永康枝氏(フードバンクさやま代表)
・坂本光雄氏(みのり福祉会理事長)
・中田晃氏(水菜農家)
※受講生:23名(全員自宅でオンライン受講)
※プログラム
・開会挨拶:土田博氏(NPO法人さやま協働ネット代表理事)
・基調講演:SDGsとは~西武文理大学 サービス経営学部教授 藤野 洋 氏
・SDGs取り組み事例紹介
①食のセイフティ・ネット~フードバンクさやま代表 安永 康枝 氏
②誰もが共生できる社会を目指して~社会福祉法人みのり 福祉会理事長 坂本 光雄 氏
③地場を活用した肥料で作る地元の野菜~ 水菜農家中田 晃 氏
~休憩~
・パネルディスカッション:藤野 洋 氏、安永康枝氏、坂本光男氏、中田晃氏
・質問タイム :土田 博 氏
・まとめ:藤野 洋 氏
・閉会:土田 博 氏
以上、さやま市民大学として初めてのすべてオンラインによる公開講座は成功裏に終了いたしました。