みんなでつながろう@さやま
いつまでも自分らしく安心して安全に暮らせるまちづくり活動を実践!
NPO法人コモンズは、高齢者、生涯などをお持ちの皆様が暮らしの中で困っていることを生活の中で支援する地域支え合い組織として、平成23年9月に設立されました。主な活動は、狭山初のワンデイシェフ方式の「コモンズカフェ」、介護保険外の生活支援サービスを年間4,000件以上行っている「狭山安心お助け隊」、そして、平成31年4月にスタートした「コモンズ広場」です。ここは、世代や年齢を越えて集う“地域の茶の間”を目指しています。
コモンズ広場は、普段の活動から生まれた多世代が集う地域の茶の間です。
まずは、担い手養成です。
それが、今日につながっています。
NPO法人コモンズは、支え合って安心安全に暮らせるまちづくりを目指し現在の代表理事など10名が立ち上げた地域課題解決型のNPO法人です。
設立当初、まず、取り組んだのは「地域支え合い活動担い手養成講座」です。40名の受講生を集め、国の補助金を利用して開講しました。
その修了生が、コミカフェをオープンするなど本法人の活動の中心になるとともに、自らNPO法人を立ち上げるなど、市内の地域福祉で活動しています。
安心お助け隊は、有償の生活支援サービスです。ちょっとした困り事や、お出かけや買い物の支援等です。でも、これが大事です。年間4,000件以上の実績があるということは、地域での支え合い活動の必要性や重要性を表しています。そして、そこで頂く事務費も、NPO活動を支える大事な原資にもなっています。そして、もう一つ大事な大きな推進力は、皆さんに「ありがとう」と言われることです。この一言が、苦労や疲れを取ってくれます。
また、一人で無表情で会話もなかった人が、コモンズ広場に来るようになって、自分を出して、会話もし、冗談もいい、他の人に気を使うようになりました。このようなことも、この活動を通しての嬉しさであり矜持であるとの事でした。
これから活動は、ちいちゃな子どもや子育て中のお母さんから高齢者が集まる、昔の「大家族の茶の間」のようにしていきたい。そのためには、子育てをしている若い人にも一緒にやってもらい「自分たちで支え合う組織づくりを進めたい」と代表理事は、これからの展望を最後に語ってくださいました。
長く続けられている秘訣をお聞きすると、狭山元気大学(今のさやま市民大学)で学んだコミュニティビジネスの手法を使って、無料ボランティアではないところ、半分ボランティア、半分ビジネスと思っているとおっしゃっていました。また、国、県、市などの補助金も活用したとの事です。
このような活動は、行政や企業、市民などとの連携や協働が必要だと再認識もしました。
特定非営利活動法人コモンズ
活動場所 | 主に狭山市内 |
活動日 | 月から金曜日 |
代表者名 | 大石卓司さん |
住所 | 法人事務所 狭山市狭山台2-30-7 |
問合せ電話番号 | 04-2953-9850 |