雨が降っていても、もちろん雪でも
『It’s a beautiful day.』
と大きなジェスチャーで挨拶を交わして、教室に入ってくる英国人講師マイケル。

大変明るく日本が大好きな先生の英会話授業が西武文理大学の眺めの良い４Ｆ教室にて、土曜日午後の90分授業の始まりである。
・・・これから少しずつ紹介していきます・・・

授業の冒頭まず、ネイティブ講師の一番関心事項が話題となり、ヒヤリングの時間となるが受講生の皆さんにとっても身近なこと、こんな失敗をしたとか日常の生活状況が大変オープンにジェスチャーをフル活用で惹きつける。
初級コース、中級コース共にも同じ話題となることが多いが、単語も言い回しもきちんと使い分けている。
テキストは、昨年から「PASSPORT1・・初級、PASSPORT２・・中級」を使い始めたが授業の半分ぐらいに活用している。学科の特性どおり、読む書くより、聴く話すがことを目的とした授業である。

暑気払いなど懇親会行事も多いが、最大の盛り上がりを呈する体育祭、智光山公園内の総合体育館で開催された今期（Ｈ２２年度)の初級コースは、総合優勝（競技、応援合戦、そして市長とのジャンケン大会にと）して、その祝勝会にても盛り上がり、ますますチームのまとまりも一段と向上したようである。

年間を通して数回だが、教壇に立ち全員の前で英語のスピーチがある。
与えられたテーマの例として、「あなたの好きな世界の建造物」、「あなたの尊敬する英雄、人物」等準備に時間を掛けるが白板に写真などを貼り、本番を迎える。
授業の最終日は、初級、中級の合同発表会となり、皆さんのスムーズな英語を聴いて、一層プレッシャーを感じるようだ。
「全員の前で、日本語もあまり話したことがないのに英語で話しをする自分を信じられない」と謝恩会に胸を張って語る受講生が印象的である。
確かに一年前に比べると度胸も付いたようだが一段とレベルアップしていると感じる。

ＳＳＣＣの目的の一つある「学んだ知識やシニア世代のこれまでの培った知識、経験を生かして、地域貢献する」という活動の舞台となる行政の委託を受け設立した「学校支援ボランティアセンター（ＳＳＶＣ）」があります。
ここでは、市内小中学校でたくさんの支援活動が実施されておりますが、
今回その実績が評価され「朝日のびのび教育賞」を受賞しました。
今年2月4日の朝日新聞朝刊の全国版に発表され、2月11日に贈呈式が挙行されまだその余韻が残っております。
今期のＳＳＣＣ修了生もこのような活躍が期待されています。