「子育てが不安」「子育てに疲れてしまった」など、子育てについてＳＯＳを発したくても、どこに向けて発したらいいのか分からない。そんなとき、すぐホームスタートさやまにご連絡ください。

英国発の家庭訪問型の子育て支援で、このシステムを普及するために、国内には「ＮＰＯ法人ホームスタートジャパン」が組織されています。
世界22か国・日本では約9０余の団体が活動中、狭山では 2014（平成26）年から活動を始めました。
誰かの助けを必要としているのに、引きこもりがちな親に寄り添うことで、親としての自信を強め、地域につながれるように支援します。　

平成２６年度・２７年度・２８年度の３年間、ホームスタートジャパンの家庭訪問システムに学びつつ、狭山市との協働事業として試行的に取組んできました。
その間にオーガナイザー（訪問調整員）４名、ビジター（訪問支援員＝訪問ボランティア）２５名が誕生しています。
また、訪問型支援の運営を適正に行い、専門的な助言を得るために、訪問型支援運営委員会を設置し、小児科医・保健師・助産師・大学教授等１０名の委員を委嘱しています。
平成２９年度から、狭山市の施策として「訪問型子育て支援」に取り組むこととなり、その運営が「NPO法人さやま保育サポートの会」に 委託されました。
狭山市が目指す包括的子育て支援のネットワークの一翼を担えるように、育児に行き詰っている家庭を訪問し、適切な支援ができるよう、訪問ボランティアのキャリアアップ研修等を 重視して取り組んでいます。