狭山市市民会館は、2010年4月1日から指定管理者制度を導入しており、今期における指定期間が2020年3月31日に終了します。新たに始まる指定期間(2020年4月1日から5年間)では、指定管理者である株式会社ケイミックスパブリックビジネスからのさまざまな提案により、施設利用者向けサービスの拡充を図ります。
このページでは、2020年4月1日から拡充するサービスの概要についてご案内します。引き続き、施設を安心かつ安全にご利用いただけるよう、指定管理者とともに取り組みを進めてまいります。

2020年4月1日利用分から、大・中ホール、小ホールでの利用時間の延長をお受けいたします。
例えば、利用区分が「午前」の利用に際して、最大1時間の前延長（通常9時から開始のところを8時から）や、「夜間」の利用に際して、最大1時間の後延長（通常21時30分までで終了のところを22時30分まで）を利用可能とするものです。利用料金は、午前の前延長の場合は、「午前」の利用料金を、夜間の後延長の場合は「夜間」の利用料金を、それぞれ0.3倍相当額を加算するものです。
ホールの前・後延長をご希望の場合は、利用申請時または概ね1か月前に行われるホールスタッフとの打合せ時にお申し出ください。

施設内には、屋内・屋外用防犯カメラが合計14台設置されている一方、大・中ホールや小ホールのカメラは、控室等でリアルタイムに視聴できるしくみが整っていますが、開館から40年が経過する中、経年劣化による不具合が生じています。
このため、これらのカメラを高精細なものに更新するとともに、事務室等の防犯性を高めるために新たに監視カメラを増設し、施設の安心・安全を高め、犯罪の抑止に努めます。また、控室のモニターを更新し、大・中ホールや小ホールの舞台上で行われるコンサートや演劇の模様を高画質で視聴できるように改め、市民会館利用者（催事運営者）の利便性を高めます。

施設利用者より、意見が寄せられていた「ホールホワイエ(ロビー)が暗い」課題を解決するとともに、会議室等の消費電力量を相対的に減少し、環境負荷の低減を図るため、ホワイエの電球や会議室の蛍光灯をLEDライトに付け替えます。

2020年4月1日からホールを除く施設全体で、音楽放送を導入します。会議室等では、音量レバーを操作することにより、音量を下げたり、切ったりすることが可能になります。

市民会館事務室前に、送迎用タクシーを呼ぶための専用電話を設置しました。

2019年11月から、利用抽選会の運営方法を見直し、抽選で当選番号を決定した上で、当選番号順に施設の利用申込みができるようになりました。利用者からは、これまでの運営方法が変わったことで、「抽選会の時間が短縮し、待ち時間が減った」、「より公平的な抽選方法となった」など、概ね好評をいただいております。
2020年3月からは、大・中ホール、小ホール、展示室及びリハーサル室は、利用希望日の属する月の1年前から利用申込みができます。詳しくは、狭山市市民会館までお問い合わせください。

これまで、市民会館入口は、施設に入る車両の一方通行としてきましたが、ロータリーに一時駐車する車両等の利便性を高めるため、2020年4月1日から、双方向で車両の出入りができるよう、通行方法を見直します。

施設の内外に設置しているサイン（案内標識）については、経年劣化が進んでいます。
当施設は、2020年8月、東京2020オリンピック競技大会におけるライブサイト会場となることから、サインを見直し、新たに付け替えるとともに、英語、中国語、韓国語の多言語表記に改め、外国人利用者にも分かりやすく、施設内をご案内します。

施設利用者の利便性を高めるため、大・中ホールホワイエに「おやつ・軽食用自動販売機」を新たに設置します。