もしかしたら高次脳機能障害
更新:2020年1月27日
交通事故などによる頭部外傷や脳出血・脳梗塞などの脳血管疾患、その他の病気により脳が損傷を受けると、身体の障害とは別に、思考や記憶、注意、言語などの脳機能の一部に障害が起きることがあります。これが、高次脳機能障害です。
障害の状態
次のような状態が単独又は重複して出現し、表れる程度にも強弱があります。
記憶障害
・物の置き場所を忘れる
・新しい出来事を覚えられない
・同じことを繰り返し質問する
注意障害
・ぼんやりしていてミスが多い
・複数のことを同時に行うと混乱する
・作業を長く続けられない
遂行機能障害
・計画を立てて物事を実行することができない
・人に指示してもらわないと何もできない
・約束時間に間に合わない
社会的行動障害
・興奮する、暴力を振るう
・思い通りにならないと大声を出す
・自己中心的になる
失語症
・口やのどには障害がないのに、言葉が出てこない
・聴力や記憶力には問題がないのに、言葉の意味が分からない
失行症
・手や指に障害がなく、記憶力にも問題はないのに、食事や字を書く、衣服を着るといった、日常的な行動ができない
高次脳機能障害者への支援
問い合わせ
福祉こども部 障害者福祉課 組織詳細へ
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2953-1111
FAX:04-2954-6262