急速に高齢化が進展する中で、認知症などにより徘徊する高齢者の問題がクローズアップされています。そこで、狭山市では徘徊する高齢者の早期発見、保護と家族介護者の負担を軽減することを目的に、所在をいち早く探索し、居場所がわかる「徘徊高齢者位置情報サービス」を利用する際の費用を助成します。

GPS衛星電波と携帯電話の通信網を利用し、端末機の位置を検索できるシステムです。
徘徊癖のある高齢者がこの専用の端末機を所持していることで、行方がわからないときに端末機に通信して、その居場所を特定させることができます。
ご家族の方は、自宅のパソコンや携帯電話の画面上に地図表示させて直接調べることができます。また、受信センターに問い合わせて、オペレーターに探索してもらうこともできます。

狭山市に住所を有し、認知症などにより徘徊癖のある概ね65歳以上の高齢者を在宅で介護しているかた

• サービスの利用を希望する方は、住所地を担当する地域包括支援センター、お近くの在宅介護支援センターまたは担当ケアマネジャーにご相談ください。

市が指定する事業者との利用契約に係る初期費用を助成します。ただし、10,000円が限度額です。
月額の利用料金と情報提供に要する費用は、利用者の方の負担です。