環境マネジメントシステム(EMS)の概要
更新:2018年3月23日
環境マネジメントシステムの導入目的
狭山市では、市の事務事業における環境負荷の低減と環境保全への積極的な貢献を行う仕組みとして、平成28年度より「環境マネジメントシステム(EMS-Environmental Management System)(以下「システム」という。)を導入しています。
適用範囲
対象施設
本庁舎及び庁外施設を対象とします。
対象者
システムの対象者は、市の施設に勤務する職員及び臨時職員等(以下「職員」という。)とします。
組織・役割
システムの効率的な運用のため、市長を総責任者として、本庁舎、各施設等を合わせた全庁的な体制により推進します。役割、責任及び権限を以下に示します。
1.市長
システムの総責任者として、環境方針の決定、システムの推進に必要な人的、物的及び財政的資源の確保、マニュアルに基づく報告等の承認、システムの見直し、内部環境監査員の任命を行います。
2.環境経済部長
システムの運用責任者として、システムの運用及び管理、取組計画への必要な処置、各実行部門からシステム運用状況等に関する情報の報告を求める、全庁に係る環境影響を与える要因について、目的及び目標の設定を行います。
3.各部長
システムの運用に関わる各部の責任者として、システムの運用に関し必要な情報の収集・報告、部の活動実施、部所属長に対し必要に応じて調査・是正等の指示を行います。
4.所属長(各課長、各施設の長)
システムの運用に関して、各課の責任者として、必要な情報の収集・報告、目的・目標の達成に向けた取組計画の作成、担当所属の活動実施・進捗状況管理等を行います。
5.職員
環境方針を理解し、マニュアル等に従い、所管する事務事業における適正な環境保全活動を実施します。
6.環境基本計画推進委員会
関連事業を所管する課等の長を構成員とし、環境基本計画に掲げる事業の推進及び進捗状況の点検のために設置します。
7.EMS事務局(環境課)
システムの運用に係る業務、全庁に係る環境影響要因特定、内部環境監査総括結果を市長へ報告するとともに、職員に周知します。
環境方針
市長は、地球環境問題の重要性を認識し、以下の内容を踏まえて、環境方針を定めます。
- 環境基本計画、その他関連計画の内容
- 継続的改善
- 環境法令等の順守
- 環境負荷を抑えた業務の推進
環境マネジメントシステムの推進
システムは環境方針に基づき、環境への影響を改善するための取り組みを決定し、これを実行するとともに、点検評価を通じて、必要な見直しを行い、継続的な改善を図るPDCAサイクル(PLAN→DO→CHECK→ACT)で運用します。
環境マネジメントシステムの取り組み
1.目的・目標、取組計画の作成(PLAN)
(1)目的・目標の設定
EMS事務局が特定した全庁に係る環境に影響を与える要因のうち重要な事項について、環境経済部長が全庁的な目的・目標を設定します。
(2)各課の取組計画の作成
各課は全庁的な目的・目標を達成するため、各課単位の目標を掲げた取組計画を作成します。
2.目標達成に向けた取り組みの実施(DO)
所属長は、所属職員に目標及び取組計画の内容を周知し、目標達成に努めます。
3.取組結果の点検、評価及び見直し(CHECK&ACT)
所属長は、半期ごとに進捗状況の点検を行い、各部長へ報告します。
運用管理
運用管理対象は下記の項目とします。
- 省エネルギー対策の推進
- グリーン購入の推進
- 低燃費かつ低排出ガス認定車の導入推進
- 委託時等における環境配慮の推進
市長による見直し
市長は、毎年1回、実施状況を確認し、必要がある場合はシステム等の取り組みを見直し、改善につなげます。
過去の取り組み結果
問い合わせ
環境経済部 環境課 組織詳細へ
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2953-1111
FAX:04-2954-6262