麻しん(はしか)に注意しましょう !
更新:2014年4月1日
麻しん(はしか)は予防が第一!1歳を過ぎたら、早めの予防接種をおすすめします。
麻しん(はしか)の症状は?
かかり始めは、鼻水、せき、くしゃみ、39度前後の発熱など、かぜのような症状が出ます。ほおの内側にコプリック斑と呼ばれる白いブツブツができることが特徴です。
熱は、3~4日続いたのちに一時的に下がりますが、また上がっていき、耳の後ろあたりから赤い発疹が出て、2~3日かけて全身に広がります。
気管支炎や肺炎、脳炎、中耳炎などの合併症を起こすことがあり、肺炎や脳炎は重篤になり命にかかわることもありますので、注意が必要です。
疑わしい症状を確認した場合は、すみやかに医療機関で受診しましょう。
どうやって感染するの?
感染したヒトからの、せきやくしゃみのしぶきなどで感染します(飛沫感染)。潜伏期間(ウイルスが体内に侵入し、症状が現れるまでの期間)は、10日から12日とされています。
年齢別では1歳から2歳の間に麻しんにかかる子が多く、学童期や成人でも感染します。感染力が非常に強いため、学校などでは集団で感染を起こしやすくなります。
治療はどうするの?
麻しんウイルスに対する特効薬は、今のところありません。まずは安静にして休ませることが第一です。
せき、鼻水、熱に対しては、症状に応じてせき止めや解熱剤などで対症療法をします。中耳炎や肺炎を合併した場合は、抗生物質を使うこともあります。
予防の方法は?
予防接種を済ませることが、最も効果的です。麻しんワクチンの予防接種を受けると、95%の方は抗体を獲得できると報告されています。
麻しん風しん混合予防接種1期/2期の対象年齢(1歳~2歳未満/就学前の1年間)のお子さんは、早めに接種を済ませることをおすすめします。
詳しくはこちら麻しん風しん混合へ
上記以外の年齢の予防接種については、かかりつけ医にご相談ください。
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長寿健康部 保健センター 組織詳細へ
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