腸管出血性大腸菌感染症(O157など)を予防しましょう!
更新:2017年8月30日
主な原因は?
腸管出血性大腸菌が感染することで引き起こされる感染症で、O157、O26、O111などさまざまな菌の型があります。
主に汚染された食品(生肉、野菜など)や水の摂取、感染者の便で汚染された手がトイレのドアノブなどに触れることで
他の人の手を汚染し、口などを通して感染します。
主な症状は?
初期症状は下痢と腹痛で、その後、激しい腹痛、血便、おう吐などの症状がでます。
感染しても症状がでない場合も多く、症状がでるまでの潜伏期間は2日から14日(平均3日から5日)あります。
また、患者の約6%から7%に溶血性尿毒症症候群などの重篤な合併症が発生することがあります。
予防方法は?
石けんと流水でよく手を洗いましょう
特に調理前、生肉を触った後、生で食べる食品を触る前など、調理の種類が変わるごとによく手を洗いましょう。
トイレの後、感染者のおう吐物、便の処理の後の手洗いも十分にしましょう。
よく加熱し、調理後は早めに食べるようにしましょう
調理の際は、食品を中心部まで加熱しましょう。
菌は75℃で1分間以上加熱することで死滅します。
調理後はできるだけ早く食べきりましょう。
調理器具と食品の保管場所に注意し、清潔の保持を心がけましょう
まな板、包丁などは肉用、魚用、野菜用など、使用目的別に使い分けましょう。
調理器具使用後は、洗剤でよく洗い、乾燥させた後、保管しましょう。
冷蔵庫や冷凍庫は、食品別に袋分けするなど区分けし、こまめに掃除しましょう。
※初期症状があった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
特に、乳幼児、高齢者の方など抵抗力の弱い方は、重症化する可能性があるので、早めに受診しましょう。
身近に感染者がでた場合は、おう吐物、便の処理の際、マスクや手袋をして処理をし、処理後は手洗いを十分にしましょう。
問い合わせ
長寿健康部 健康づくり支援課 組織詳細へ
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