生産段階における葉物野菜の衛生管理を徹底してください。
更新:2018年7月12日
衛生管理のお願い
食中毒事件が起きると、消費者の健康に被害がでるだけでなく、原因を疑われる食品への信頼が失われ、経済的に大きな損失がでる可能性があります。
衛生的に生鮮野菜を管理する習慣があっても、万が一、栽培から出荷までの過程で問題が生じれば生鮮野菜が食中毒を起こす微生物に汚染されてしまうかもしれません。このような事が起きないよう、栽培から出荷までの過程で注意を怠るわけにはいきません。
葉物野菜(特に生食用のもの)の生産者は、農林水産省が作成した、栽培から出荷までの野菜の衛生管理指針を確認し、衛生管理を徹底するようにお願いいたします。
栽培から出荷までの野菜の衛生管理指針は、農林水産省のホームページに掲載されています。
野菜の衛生管理指針のポイント
- 栽培に使う水は、水路やバルブ等が、動物ふんや家畜ふん堆肥で、汚れていない水を使いましょう。
- 家畜ふん堆肥は、切り返し等を行い、十分に発酵したものを使いましょう。
- 野菜に直接ふれるハサミやナイフ等の農具は、使ったその日に洗いましょう。
- コンテナ等の収穫容器は、定期的に洗い、地面に直接ふれないようシートを敷くなどし、清潔に保ちましょう。
- 収穫した野菜は、清潔なシートをかぶせたり、直接日光があたらない涼しい場所に置きましょう。
- 野菜の洗浄には、飲用できる水を使うことが望ましい。
- 野菜以外のものと一緒に輸送する場合は、野菜が他の荷物とふれないようにしましょう。
- ビニールハウス等の施設は、ネットを設置するなどし野生動物や虫、鳥が入らないようにしましょう。
- 野菜残さ等の廃棄物は、ほ場やハウス内、その周辺に放置しないようにしましょう。
- 作業前や、家畜ふん堆肥にふれた後などは手を洗いましょう。
問い合わせ
環境経済部 農業振興課 組織詳細へ
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2953-1111
FAX:04-2954-6262