「NPO法人・総合生活環境支援センターとの協定」を締結
更新:2011年3月1日
左 仲川狭山市長、右 総合生活環境支援センター 理事長大久保賢一氏
「大規模災害時における仮設トイレの手配、生活用水搬送及びし尿・生ゴミ・災害廃棄物の処理に関する協定」を締結
平成18年6月26日(月曜日)、狭山市と特定非営利活動法人・総合生活環境支援センターが「大規模災害時における仮設トイレの手配、生活用水搬送及びし尿・生ゴミ・災害廃棄物の処理に関する協定」を締結しました。この協定は、近隣では入間市、坂戸市に続き、3市めになります。
近年発生した、「阪神・淡路大震災」、「新潟県中越地震」などの大規模地震では、トイレの不足がクローズアップされています。「新潟県中越地震」では、トイレを我慢するが故に水分を摂取せず、そのことがエコノミー症候群の要因の一つになったとも言われています。
このトイレ不足の問題は、各自治体が苦慮している問題の一つで、狭山市においても大きな課題でした。現状では、76台の簡易トイレを備蓄していますが、予想避難者数が8,000人であることから、1台当たり100人強の利用となります。また、1人が1日1回の利用ではなく、複数回の利用となるため、トイレの数は圧倒的に不足していました。
今回の協定によって、総合生活環境支援センターが確保している約11,000基の仮設トイレ(箱型、ポータブル型)を大規模災害時に手配してもらえることになり、このようなトイレ問題に対し、大きな朗報になるものと期待しています。
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