残したい狭山の風景めぐりを開催しました
更新:2015年10月27日
地域で埋もれている伝統や風景などの価値を掘りおこし、未来のまちづくりに活かすとともに郷土愛を深めることを目的とした事業で、入間川地区から始まり、堀兼地区の実施に次いで第3弾として水富地区で開催しました。
第1部として、「広報さやま」や「入間川七夕まつり」などで、広く市民に知れ渡っている童絵作家の池原昭治先生を講師に、「残しておきたい狭山の風景」の作品の対象に選んだ場所の歴史や由来などを講演いただきました。
第2部として、水富地区の中で作品に描かれている場所を実際に訪れて、写真撮影しました。
作品に描かれた場所以外でも、水富地区には写真愛好家の心をくすぐる風景が随所にあふれており、秋の青空の下、道中足を止めては撮影しながら歩を進めました。
なお、撮影した作品は、後日水富公民館ロビーにて展示します。
当日の記録
第1部「講義」
水「富」と奥「富」、近隣地域での似た名前の両地域の由来から話が始まり、童絵の中に描かれる子どもの特徴やその由来、水富地区の見どころにもなっている各スポットを「残しておきたい狭山の風景」の場所のみならず、祭の由来など幅広い分野について解説いただきました。
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講師は童絵作家池原昭治氏
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作品に出てくる子どもの絵の意味や思いを語ります
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身近な地元の歴史や由来、エピソードなど参加者は先生の話に引き込まれました
第2部「現地探訪と写真撮影」
講義の後は、実際に現地を訪れ、その風景を写真に収めました。
始めに訪れたのは、水富地区名物の「根堀用水路」でした。用水路の石垣と優雅に泳ぐ鯉が織りなすのどかな風情に写真愛好家のシャッター音が響き渡りました。
次に向かったのが目のご利益があると言われる「薬師堂」でした。祠の窓が目の形をしており、とても小さいため普段は素通りしてしまうぐらい風景に溶け込んでいるスポットのため、地元からの参加者でも、「こんなところにあったのか!?」と驚きの声が上がりました。
禅龍寺では、講義の中で話に出ていた土俵を中心に撮影し、広瀬神社では「大きな池」や「大けやき」、「清水宗徳頌徳碑」や木々に止まる野鳥など、撮影ポイントが多すぎて後日再訪して撮影しようという参加者も出ました。
また、参加者の気を引く数多の風景が随所に隠れており、道中足を止めては撮影しながら帰路につきました。
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水富地区の残したい風景へ向けて出発!
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第1撮影ポイントの「根堀用水路の鯉」
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禅龍寺へ向かう川沿いの道中でも撮影対象を発見
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禅龍寺では土俵を囲んで記念撮影
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広瀬神社内にある「不朽梅」
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手水舎は人気の撮影スポットでした
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大けやきは離れて撮影しないと収まりきらない!
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撮影場所までの移動中も撮影スポットがあふれていました
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秋の好天の下、鯉が優雅に泳いでいました
問い合わせ
生涯学習部 水富公民館 組織詳細へ
狭山市根岸2丁目17番13号
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