子どものときに読みたい本100冊
更新:2011年3月1日
狭山市教育委員会では、家庭で親子が読める「子どものときに読みたい本100冊」を選定しました。子どもたちが、たくさんの素敵な本と出会うことで、心が豊かになることを願っています。
読みたい本100冊
低学年
番号 | タイトル | 作者 | 出版社 | おすすめの言葉 |
---|---|---|---|---|
1 | かわいそうなぞう | つちやゆきお/ぶん たけべもといちろう/え |
金の星社 | 本当にあった、残酷で悲しいお話です。戦争がはげしさを増す中、上野動物園でも3頭のゾウが殺されました。 |
2 | チムとゆうかんなせんちょうさん | エドワード・アーディゾーニ/さく せたていじ/やく |
福音館書店 | 船のりになりたいチムは、航海に出かける汽船にこっそり乗りこみました。船員たちと仲良くなったチムですが、船は嵐にまきこまれてしまいます。 |
3 | あのときすきになったよ | 薫くみこ/さく 飯野和好/え |
教育画劇 | おしっこをもらしてばかりの「しっこさん」。けんかもしたけど、友だちがそばにいるって、本当にすてきなことです。 |
4 | おしいれのぼうけん | ふるたたるひ/さく たばたせいいち/〔画〕 |
童心社 | おしおきで先生におしいれに入れられた、さとしとあきら。なんとおしいれの奥のくらやみは、おそろしいねずみばあさんの国につながっていました。 |
5 | ちいさいおうち | ばーじにあ・りー・ばーとん/ぶん とえいしいももこ/やく |
岩波書店 | むかし、静かな田舎に、きれいで丈夫な小さい家がありました。小さい家は、街にあこがれていました。ある日、馬の引っ張っていない車(自動車)が現れ・・・。 |
6 | おっきょちゃんとかっぱ | 長谷川摂子/文 降矢奈々/絵 |
福音館書店 | おっきょちゃんはかっぱの子に誘われて、水の中のかっぱの国に遊びに行きます。水の外の世界のことを忘れて楽しんでいたおっきょちゃんですが・・・。 |
8 | しっぽのはたらき | 川田健/ぶん 薮内正幸/え |
福音館書店 | さるにも、犬にも牛にもしっぽがあります。しっぽってなんのためにあるんだろう。ページをめくるたびに、いろんなしっぽがでてくるよ。 |
9 | ふゆめがっしょうだん | 富成忠夫・茂木透/写真 長新太/文 |
福音館書店 | 「みんなはみんなはきのめだよ」うたうような言葉と、よく見ればいろいろな表情をした顔のように見える、冬芽の拡大写真のすてきなコラボレーション。 |
10 | これはのみのぴこ | 谷川俊太郎/作 和田誠/絵 |
サンリード | ページをめくるごとに、新たな文が増えていくこのお話。言葉って、世界が広がっていくんだなぁと感じる本です。 |
11 | 7日だけのローリー | 片山健/〔作〕 | 学研 | ぼくはまいごの犬を保護した。飼い主がみつからなければ、犬は保健所にいくんだ。お父さんとの約束の期限は1週間。本当はぼくの犬にしたいのに・・・。 |
12 | はちうえはぼくにまかせて | ジーン・ジオン/さく マーガレット・ブロイ・グレアム/え もりひさし/やく |
ペンギン社 | トミーは夏休みの間、休暇に出かける近所の人たちの鉢植えの世話をしています。家中、緑の植物だらけ。ついにはおうちがこわれてしまい・・・。 |
13 | どんなかんじかなあ | 中山千夏/ぶん 和田誠/え |
自由国民社 | まりちゃんは目が見えない。見えないってどんな感じかなぁ。試しに目をつむってみると・・・。まりちゃんは、こんなにすてきな音が聞こえるんだね。 |
14 | エルマーのぼうけん | ルース・スタイルス・ガネット/さく わたなべしげお/やく |
福音館書店 | 年とったのらねこから、動物島にすむかわいそうなりゅうの話を聞いたエルマー少年が、そのりゅうを助けに出かける冒険物語です。 |
15 | ごきげんなすてご | いとうひろし/さく | 徳間書店 | 弟がやってきた。弟の顔はおさるだった。でもお母さんは弟ばかりかわいがる。それならいいよ、あたしはすてごになって、すてきなおうちにもらわれるから・・・ |
16 | 番ねずみのヤカちゃん | リチャード・ウィルバー/さく 松岡享子/やく |
福音館書店 | トドさんの家にすむ、お母さんねずみと4匹の子ねずみ。声の大きな4匹めの「やかましやのヤカちゃん」が、台所でどろぼうをつかまえるユニークなお話です。 |
17 | チャールズのおはなし | ルース・エインズワース/さく 上条由美子/やく |
福音館書店 | あるところに、チャールズという小さな男の子がいました。松ぼっくりを集めたり、ミスター・ムーンと遊んだり…楽しいお話がたくさんあります。 |
18 | みどりいろのたね | たかどのほうこ/作 太田大八/絵 |
福音館書店 | うっかりもののまあちゃんは、畑に緑色の種をまくときに、緑色のあめ玉も一緒にうめてしまいます。土の中の種たちの、かわいい表情が印象的です。 |
19 | 王さまの竹うま | ドクター・スース/さく わたなべしげお/やく |
偕成社 | ビン王国の働き者の王さまは、竹うまに乗って遊ぶことが唯一の楽しみです。その竹うまを盗まれた王さまは別人のよう。躍動感あふれる絵も楽しみです。 |
20 | たんたのたんてい | 中川李枝子/著 山脇百合子/え |
学研 | くりの木町の元気な男の子、たんの・たんたは、毎朝、お父さんに新聞を配達します。ある日、郵便受けには使いかけのチューブだけ。事件の始まりです。 |
21 | はじめてのキャンプ | 林明子/さく・え | 福音館書店 | 小さい女の子、なほちゃんが、おとなりのとも子おばさんと大きい子供達と、キャンプに出かけます。多くの仲間達に助けられた初めてのキャンプです。 |
22 | あおい目のこねこ | エゴン・マチーセン/さく・え せたていじ/やく |
福音館書店 | 青い目の元気な子ねこが、ねずみの国をみつけに出かけました。失敗をしてもあきらめず元気にまえへ進めば、きっといいことがあるんです。 |
23 | なぞなぞのすきな女の子 | 松岡享子/さく 大社玲子/え |
学研 | なぞなぞの好きな女の子が、ある日、森の中でオオカミと出会い、なぞなぞを始めます。なぞなぞの答えがわからないオオカミは大弱り・・・。 |
24 | おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ | ジャンヌ・ロッシュ・マゾン/作 山口智子/やく |
福音館書店 | 11匹の子リスの一番小さなゲルランゲは、おそうじが好きではありません。みんなは何とか教育しようと必死です。挿絵も迫力があってたのしいよ。 |
25 | くまの子ウーフ | 神沢利子/作 井上洋介/絵 |
ポプラ社 | 遊ぶこと、食べること、考えることが大すきなウーフは、きつねのツネタやうさぎのミミたちとの遊びや生活の中で、毎日いろいろな発見をします。 |
中学年
番号 | タイトル | 作者 | 出版社 | おすすめの言葉 |
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1 | 島ひきおに | 梶山俊夫/絵 山下明生/文 |
偕成社 | 寂しがりやの鬼は、人間と遊びたくて、自分の住む島をひっぱりながら村にやって来ます。村人から嫌われる鬼の切なさが伝わってきます。 |
2 | 雪の写真家ベントレー | ジャクリーン・ブリッグズ・マーティン/作 メアリー・アゼアリアン/絵 千葉茂樹/訳 |
BL出版 | 様々な形がある雪の結晶を発見し、結晶の美しさをひたむきに伝えようとするベントレーの姿に、ひかれます。 |
3 | ツバメのたび | 鈴木まもる/作・絵 | 偕成社 | はるか5000キロのかなたから、1わのツバメがとびたった。海をこえ、嵐をこえ、あのなつかしい場所をめざして。鳥の巣が大好きな作者の、美しい絵本。 |
4 | としょかんライオン | ミシェル・ヌードセン/さく ケビン・ホークス/え 福本友美子/やく |
岩崎書店 | あるひ図書館にライオンが、やってきました。おはなしを聞いたり、おてつだいをしたり。ライオンが図書館にきてはいけないというきまりは、ありませんものね。 |
5 | おおきなきがほしい | 佐藤さとる/ぶん 村上勉/え |
偕成社 | 「おおきなおおきな木があるといいな」えだにはしごをつけて、もっと上のえだには、いたをならべてへやをつくろう。かおるの想像の木はどんどん高くなります。 |
6 | シロナガスクジラより大きいものっているの? | ロバート・E・ウェルズ/さく せなあいこ/やく |
評論社 | シロナガスクジラを100ぴき、ビンにいれてつみあげたら?エベレスト山を100こ積み上げたら?宇宙の大きさまでつづく、スケールの大きな科学絵本です。 |
7 | ともだち | 谷川俊太郎/文 和田誠/絵 |
玉川大学出版部 | 「ともだちって、かぜがうつってもへいきだっていってくれるひと。」いろんなともだちがいるけれど、ともだちって、やっぱりすばらしい。 |
8 | 地面の下のいきもの | 松岡達英/え 大野正男/ぶん |
福音館書店 | 地上からは見えない地面のしたにも、いろいろな生き物がすんでいます。ほぼ実物大のていねいなさし絵で、生き物の生態がよくわかります。 |
9 | のんきなりゅう | ケネス・グレアム/作 インガ・ムーア/絵 中川千尋/訳 |
徳間書店 | 友だちになったりゅうをまもるため、男の子はりゅうたいじの騎士を巻き込み、一芝居うつことに・・・。イギリスの伝説をもとにした物語、全ページ美しい挿絵つき。 |
10 | ちびドラゴンのおくりもの | イリーナ・コルシュノフ/作 酒寄進一/訳 |
国土社 | 学校がきらいな主人公が、地底からにげてきたちびドラゴンと仲良しになりました。「教えて」ってドラゴンに言われて、苦手な事にもチャレンジしてみたら・・・。 |
11 | しゃべる詩あそぶ詩きこえる詩 | はせみつこ/編 飯野和好/絵 |
冨山房 | 子どもから、大人まで、自然に口ずさんでしまいそうなテンポの良い「詩」がいっぱい。親子で読みあえる、詩集です。 |
12 | クワガタクワジ物語 | 中島みち/著 | 偕成社 | クワガタを、飼育していくことで「続ける」という大切さを、教えてくれる本です。クワガタの生態も、分かりやすく書かれています。 |
13 | 口で歩く | 丘修三/作 | 小峰書店 | 体が自由に動かないタチバナさん。でも、車輪のついたベッドで自由にお散歩です。口を使って、街を歩く人に声をかけながら、心をかよわせながら。 |
14 | チョコレート戦争 | 大石真/作 | 理論社 | お菓子屋のガラスを割った犯人にされてしまった光一と明。くやしくてたまらない2人は、仕返しの作戦をたてるが…。 |
15 | びりっかすの神さま | 岡田淳/作・絵 | 偕成社 | びりの人だけ見ることができる、「びりっかすの神さま」。びりはいやだけれども、びりにならないと見ることができない。さあ、子どもたちはどうするのでしょう。 |
16 | キャプテンはつらいぜ | 後藤竜二/著 | 講談社 | 野球チームを作るために、奮闘する勇。最後には、チームの勝利よりも大切なものを見つける事が出来ます。男の子の、かたい友情が伝わってきます。 |
17 | しろくまだって | 斉藤洋/作 | 小峰書店 | 言葉を話せる白くまのきょうだいが、町に出て「白くまの着ぐるみを着た宅配便やさん」として働き始めます。町の人と白くまの温かい関係が楽しいよ。 |
18 | じっぽ | たつみや章/作 | あかね書房 | ある日とつ然、太郎の前にあらわれたカッパ。名前は「じっぽ」。家でかっている金魚をたべてしまったりと、ハラハラの毎日! |
19 | くしゃみくしゃみ天のめぐみ | 松岡享子/作 | 福音館書店 | くしゃみ、しゃっくり、いびき、おなら、あくびなど、人間がついしてしまうことを素材にした、ユーモアあふれる創作民話です。 |
20 | 火のくつと風のサンダル | ウルズラ・ウェルフェル/作 関楠生/訳 |
童話館出版 | ちびでふとっているチムは、自分の事が嫌いです。お父さんと夏休みに4週間、旅に出かけ、色々な体験をして、皆に助けられながら成長していきます。 |
21 | 火曜日のごちそうはヒキガエル | ラッセル・E.エリクソン/作 佐藤凉子/訳 |
評論社 | みみずくの誕生日のごちそうにされそうな、ヒキガエル。さて、どうやって脱出するのでしょう…。そして、最後に二人の関係は…。 |
22 | おじいちゃんの口笛 | ウルフ・スタルク/作 菱木晃子/訳 |
ほるぷ出版 | 仲良くなった老人ホームのおじいちゃんの「死」を、体験します。「今まで、たのしかった!」と言える、子供達のたくましさと、前向きな気持ちが伝わるお話です。 |
23 | ポリーとはらぺこオオカミ | キャサリン・ストー/作 掛川恭子/訳 |
岩波書店 | ポリーを食べてやろうと、知恵をしぼるオオカミ。しかし、かしこいポリーは、あの手この手でオオカミをやっつけていきます。 |
24 | 家の中では、とばないで! | ベティー・ブロック/作 原みち子/訳 |
徳間書店 | グローリアは、おしゃべりができる小さな犬。3歳の女の子アナベルの乳母役です。お屋敷で起こる不思議な出来事。アナベルの出生の秘密とは・・・。 |
25 | 大どろぼうホッツェンプロッツ | オトフリート=プロイスラー/作 中村浩三/訳 |
偕成社 | 悪名高き、大どろぼうホッツェンプロッツに、おばあさんのコーヒーひきを盗まれた。とりかえそうとしたカスパールとゼッペルも、大どろぼうにつかまって大ピンチ。 |
高学年
番号 | タイトル | 作者 | 出版社 | おすすめの言葉 |
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1 | ヘンリー・ブラウンの誕生日 | エレン・レヴァイン/作 カディール・ネルソン/絵 千葉茂樹/訳 |
鈴木出版 | どれいのヘンリー・ブラウンは、かけがえのない家族も売られてしまい絶望します。周囲の人々の協力による農園からの脱出。その方法とは? |
2 | 名前をつけるおばあさん | シンシア・ライラント/文 キャスリン・ブラウン/絵 まついたかえ/訳 |
新樹社 | 長生きして、ひとりぼっちになってしまったおばあさん。自分より長生きしそうな物にだけ、名前をつけることにしました。そんなある日、子犬があらわれて・・・。 |
3 | ウエズレーの国 | ポール・フライシュマン/作 ケビン・ホークス/絵 千葉茂樹/訳 |
あすなろ書房 | いつも仲間はずれの少年ウェズレー。夏休みの自由研究に自分だけの作物を育て、遊びを考え、文字まで発明したことにより…。こんな夏休みいいなぁ。 |
4 | 牛をかぶったカメラマン | レベッカ・ボンド/作 福本友美子/訳 |
光村教育図書 | 美しい鳥の巣をありのままに写真に撮るため、リチャードはときに牛のはくせいをかぶりました。自然を愛するイギリス人兄弟の生き方を描いた絵本です。 |
5 | ファーブル昆虫記1 | ファーブル/〔著〕 奥本大三郎/訳・解説 |
集英社 | 「ふんころがし(スカラベ)」ってカブトムシと同じ仲間だって知っていましたか?虫が苦手な人も、巣作りの不思議に感動するでしょう。 |
6 | ふたりのイーダ | 松谷みよ子/著 | 講談社 | 直樹と妹のイーダは、母の実家で過ごすことに。ある日、直樹は、近所の古い家でイーダといすの不思議なやりとりを目にする。この家の正体は一体・・・。 |
7 | 二分間の冒険 | 岡田淳/著 | 偕成社 | 不思議な黒猫に出会った悟。そこから二分間の長い長い冒険が始まります。もとの世界に戻るには「世界で一番たしかなもの」を見つけなければなりません。 |
8 | 獣の奏者1 | 上橋菜穂子/作 | 講談社 | 戦闘用の獣である「闘蛇」が死に、獣の医術師の母が処刑された。孤児になったエリンは、やがて最強の獣「王獣」と出会い、さらなる戦いに巻き込まれる。 |
9 | ジーク | 斉藤洋/作 | 偕成社 | 父アレス亡きあと、ジークは運命の糸に導かれ、大魔アーギスと宿命の対決をすることになります。アーギスを倒すための「まじりけなきまざりもの」とは…? |
10 | 時計坂の家 | 高楼方子/著 | リブリオ出版 | フー子はいとこのマリカから、夏休みに祖父の家に誘われる。そこには不思議な部屋があり、時計が鍵を握る冒険が始まります。 |
11 | シャーロットのおくりもの | E.B.ホワイト/作 さくまゆみこ/訳 |
あすなろ書房 | シャーロットは、農場の納屋に住むクモ。シャーロットは、子ブタと友達になりますが、子ブタはハムにされる予定です。シャーロットは子ブタを救おうと・・・。 |
12 | ライオンと魔女 | C.S.ルイス/作 瀬田貞二/訳 |
岩波書店 | 地方の古い屋敷にやってきた四人のきょうだい。ある日大きな衣装だんすに入ると、そこは白い魔女が支配する、雪の世界「ナルニア国」でした。 |
13 | 地球へのピクニック | 谷川俊太郎/詩 長新太/絵 |
銀の鈴社 | 数ある作品中から若い読者のために選んだ詩集です。作者自身も十代後半から三十代半ばまでに書いた、若さのもつ様々な面を描いた作品を集めました。 |
14 | 肥後の石工 | 今西祐行/作 | 岩波書店 | 肥後(熊本県)の腕のいい石工、三五郎が自分の身代わりに殺された男の息子を、残りの人生をかけて、美しい橋を架ける石工に育てようとします。 |
15 | だれも知らない小さな国 | 佐藤さとる/著 | 講談社 | 小学生の夏休み、ひみつの「小山」で小指ほどの小さな人を見た。大人になっても忘れられなくて、思い出をたどるぼくに、彼らは姿を現してくれたんだ。 |
16 | おこんじょうるり | さねとうあきら/作 井上洋介/挿絵 |
理論社 | 病気になってしまったまじないしのおばあさんを、きつねのおこんが、ふとしたことからじょうるりを歌って助けることに。狭山市在住の作者による絵本。 |
17 | やまんば山のモッコたち | 富安陽子/作 | 福音館書店 | 啓太は、山を散歩しているとやまんばの子まゆと出会います。まゆとともに雪女と戦ったり山のごちそうを食べたりします。素敵な出会いもたくさんあります。 |
18 | 百まいのドレス | エレナー・エスティス/作 ルイス・スロボドキン/絵 石井桃子/訳 |
岩波書店 | いつも同じ服を着ているワンダが、「あたし、ドレスを100枚持っている」と言っても誰も信じません。突然転校していったワンダがのこしていったものは…。 |
19 | あの犬が好き | シャロン・クリーチ/作 金原瑞人/訳 |
偕成社 | 「いやだだって女の子のもんだよ詩なんてさ。男はかかない。」それでもジャックは詩をかいた。「あの犬が好き鳥が空を飛ぶのが好きなように」 |
20 | ピアノ調律師 | M.B.ゴフスタイン/作・絵 末盛千枝子/訳 |
すえもりブックス | がんばり屋の女の子デビーは、世界一のピアノ調律師であるおじいさんと二人暮らし。自分もおじいさんのような調律師になる決心をするのですが…。 |
21 | パーシーの魔法の運動ぐつ | ウルフ・スタルク/著 菱木晃子/訳 |
小峰書店 | 運動神経バツグンでけんかも強いパーシー。それは魔法の運動ぐつのおかげらしいのです。憧れのパーシーの運動ぐつを手に入れた、よい子のウルフは… |
22 | マチルダはちいさな大天才 | ロアルド・ダール/作 宮下嶺夫/訳 |
評論社 | 両親から才能を認められないマチルダ。でも、4歳で大人でも難しい本をすらすら読んでしまいます。自分が超能力者であることを知り、その力を使って・・・。 |
23 | みどりのゆび | モーリス・ドリュオン/作 安東次男/訳 |
岩波書店 | 兵器を売る裕福な両親のもとに生まれたチト少年。自分が不思議な「みどりのゆび」を持っていることに気づいたチトは、やがて町中に花を咲かせ…。 |
24 | ヒットラーのむすめ | ジャッキー・フレンチ/作 さくまゆみこ/訳 |
鈴木出版 | 「みんなは知らないけれどヒットラーにはむすめがいたのよ…」アンナが始めたゲーム。自分がヒットラーの子どもだったら戦争を止められたでしょうか? |
25 | 歯みがきつくって億万長者 | ジーン・メリル/作 岡本さゆり/訳 |
偕成社 | 12歳の男の子ルーファスが手作りの歯みがきを売り出して、あっという間に億万長者に…。アイデアと実行力と幸運で、あなたも第二のルーファスに! |
中学生
番号 | タイトル | 作者 | 出版社 | おすすめの言葉 |
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1 | ローザ | ニッキ・ジョヴァンニ/ブンブライアン・コリアー/絵 さくまゆみこ/訳 |
光村教育図書 | 1955年、人種差別の激しいアメリカ南部のアラバマ州でのこと。一人の黒人女性が勇気を出して声をあげた。それが、差別のない社会をつくる原動力となる。 |
2 | 星の使者 | ピーター・シス/文・絵 原田勝/訳 |
徳間書店 | 心地よい絵と渦巻きや扇状の文字。そんな中に書かれているガリレイの半生。大人も楽しめる珠玉の絵本です。 |
3 | いま生きているという冒険 | 石川直樹/著 | 理論社 | 「世界を経験する方法として、旅という手段が非常に有効である。」「旅(冒険)」を繰り返すごとに、成長していく姿を、あなたも追ってみてください。 |
4 | みんなのノート | 金子由美子・橋本早苗/著 | 大月書店 | 『みんなのノート』ということは、これはあなたのノートです。あなたと同じ中学生たちの、それぞれの思いをのぞいてみてください。 |
5 | 数え方でみがく日本語 | 飯田朝子/著 | 筑摩書房 | あなたは、「にぎり寿司」や「箪笥(タンス)」の数え方を知っていますか。「数え方」から見えてくる日本人の生活や文化を、あらためて教えてくれる一冊です。 |
6 | ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか? | アレン・ネルソン/著 | 講談社 | 本当の戦争をあなたは知っていますか?ベトナム戦争を戦ったネルソンさんが語る、愚かで哀しい戦争の真実。 |
7 | アンネの日記 | アンネ・フランク/著 深町真理子/訳 |
文芸春秋 | 第二次世界大戦下のドイツ。ユダヤ人への迫害が激化する中、アンネは極限状態の生活を強いられる。アンネの言葉は、時代を越えて、私達に語りかけてきます。 |
8 | バッテリー | あさのあつこ/作 | 教育画劇 | 才能、努力、そして自信。勝つために足りないのは何?登場人物の個性豊かな言動に、目が離せません。野球好きはもちろん、そうでない人もどうぞ。 |
9 | ブラッカムの爆撃機 | ロバート・ウェストール/作 金原瑞人/訳 宮崎駿/編 |
岩波書店 | 一人の兵士の哀しみが亡霊となって潜む戦闘機…。敵・味方、勝者・敗者、どこにも笑顔はありません。宮崎駿の書き下ろしカラーページつき。 |
10 | ビート・キッズ | 風野潮/作 | 講談社 | なぜか突然、中学の吹奏楽部で太鼓をたたく羽目になった英二と、天才ドラムメジャー七生のドタバタ劇。笑って泣いて、スカッとします。 |
11 | 穴 | ルイス・サッカー/作 幸田敦子/訳 |
講談社 | 毎日毎日ひたすら穴を掘り続けるスタンリー。それもこれもみんな、あんぽんたんのへっぽこりんの豚泥棒のひいひいじいさんのせい!? |
12 | チョコレート・アンダーグラウンド | アレックス・シアラー/著 金原瑞人/訳 |
求竜堂 | 物語の舞台は「健全健康党」が治める国。「チョコレート禁止」という法律ができた。そんな法律に対抗し、主人公たちは、〈地下チョコバー〉を始めることに・・・。 |
13 | シャバヌ | スザンネ・ステープルズ/作 築地誠子・金原瑞人/共訳 |
ポプラ社 | 砂漠の暮らしに誇りと愛着をもつ一方、抵抗も感じる少女シャバヌ。やがて決断の時が訪れます。いっしょに砂漠の現実を感じてみてください。 |
14 | ひねり屋 | ジェリー・スピネッリ/作 千葉茂樹/訳 |
理論社 | その町で毎年開かれる、鳩撃ち大会。男の子は10歳になると、鳩の首をひねってとどめをさす「ひねり屋」になる。鳩を愛する少年の苦しみが、胸にせまる一冊。 |
15 | 西の魔女が死んだ | 梨木香歩/著 | 新潮社 | さあ、魔女の修行の始まりです。まずは早寝早起き。掃除に洗濯。そして、一番大切なのは、「魔女は何でも自分で決めなければならない」ということです。 |
16 | 本を読むわたし | 華恵/著 | 筑摩書房 | 作者は15歳の中学生。今まで出あった本のこと、友だちのこと、家族のことを、みずみずしい感性で切りとった一冊。若さがキラキラはじける本です。 |
17 | 靴を売るシンデレラ | ジョーン・バウアー/著 灰島かり/訳 |
小学館 | 半年前に運転免許を取ったばかりのジェナが社長を乗せてキャデラックで旅に出ます。天性の販売員ジェナ、会社の危機を救うことはできるのでしょうか!? |
18 | ナゲキバト | ラリー・バークダル/著 片岡しのぶ/訳 |
あすなろ書房 | 事故で両親を失ったハニバルは、おじいちゃんのポップと暮らしている。ハニバルに人生を教えてくれる、優しいポップにも秘密があった。 |
19 | モギちいさな焼きもの師 | リンダ・スー・パーク/著 片岡しのぶ/訳 |
あすなろ書房 | 時は12世紀。高麗青磁に魅せられたモギ少年が、師匠の雑用をこなしながら、職人としての感覚を獲得し、人としても成長していく姿を描いた作品。 |
20 | 風をつむぐ少年 | ポール・フライシュマン/著 片岡しのぶ/訳 |
あすなろ書房 | 自分の過ちから少女を殺してしまった少年。娘を奪われた母から、彼に課せられた「償い」とは・・・・。罪滅ぼしの旅で少年は成長します。 |
21 | ベルおばさんが消えた朝 | ルース・ホワイト/作 光野多惠子/訳 |
徳間書店 | 父親を亡くした少女ジプシーと、母親が失踪したいとこのウッドロー。心に傷を負った二人が、真実と向き合うことで、新しい一歩を踏み出していく。 |
22 | カラフル | 森絵都/作 | 理論社 | この挑戦は辞退はゆるされないのです。もちろん、リタイヤも。さあ思い出して!前世での過ちを! |
23 | 夏の庭-TheFriends- | 湯本香樹実/作 | 徳間書店 | 3人の少年が見てみたいものとは・・・それは「人の死」。それから3人は、あるおじいさんの「観察」をし始めます。誰もが直面する「死」を、角度を変えて描いた名作。 |
24 | ギフト | ル=グウィン/著 谷垣暁美/訳 |
河出書房新社 | 「ゲド戦記」で有名な著者の本。その、世界観を感じてください。ファンタジーあふれる世界で、あなたも自由に想像力を伸ばし、物語に浸ってはいかがでしょうか。 |
25 | お江戸の百太郎 | 那須正幹/作 | 岩崎書店 | さえない岡っ引き千次親分と、その息子百太郎のおもしろ捕り物帳。テンポがよく、気負わずに読めます。江戸時代版の「名探偵コナン」です。 |
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