被害が広がる「次々販売」にご注意を

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被害が広がる「次々販売」にご注意を

更新:2011年3月1日

　悪質な訪問販売業者は、同じ人を狙って言葉巧みに繰り返し契約をさせることがあります。
　「床下点検に訪れた業者が『床下が腐っている』と言って耐震工事を行った。その後、屋根を点検して『地震が起きたら屋根が落ちる』と屋根裏の補強工事も契約した」。このように、次々と契約した結果、いつのまにか工事代が数百万円にまでなったケースが新聞などの報道でも取り挙げられています。
　一度、契約をしてくれた人は、悪質業者にとって「お得意様」となり、しつこく迫れば契約がまた取れると見込んでいます。特に、ひとり暮らしの高齢者は狙われやすく、さらに「お得意様」の情報は、契約した業者にとどまらず、ほかの悪質業者にまで広がってしまいます。「何か変だ」と感じたら、迷わずに消費生活センターにご相談ください。