20代のみなさんは、挑戦してみたいこと、行って見たい所、欲しいものなど興味の範囲がどんどん広がっていることと思います。
　でも、何をおこなうにしても、「自己責任」を自覚した賢明な消費者であってほしいと願っています。

　20歳になると今までより自己責任が重くなります。
　悪質な業者は、人を疑ったり、断ることが苦手な若い方をターゲットに近づいてきます。　特に今年4月から新入社員として、社会人になられた方は要注意です。　その被害に遭わないためには、契約などに関する知識を身につけるとともに毅然とした態度で対応することが必要です。
　資格講座やレジャー会員権などの電話勧誘販売、ビデオソフトなどの通信販売やインターネット上の契約被害、カードローンによる多重債務、人を誘って儲かるマルチ商法などの被害に遭わないよう、「うまい話」には十分注意してください。　そして、勧誘をうけても自分の意思をはっきり伝えることが大切です。　それでも、万が一、脅されたりして契約してしまったり、契約してから不安に思ったりしたら、迷わず、できるだけ早く、消費生活センターにご相談ください。消費生活相談員が状況に合った適切なアドバイスや情報提供をします。