狭山市消防団では、近年世界や国内各地で発生している大地震発生に鑑み、倒壊家屋からの火災を想定して、消火栓などの消防水利の使用不能により、河川からの遠距離中継送水活動を迅速・的確かつ安全に行うことを目的とし訓練を行いました。
　訓練内容は、火災発生場所が水利から遠距離の場合を想定した訓練で、消防ポンプ車が入間川の流水を吸水して、消防ポンプ車5台を連ね、適正な圧力で送水し、約700メートル先の筒先で放水するというものでした。
　この訓練には、団員の約86パーセントが参加し、非常に効果があるものとなりました。このような訓練は初めての試みであり、各団員が訓練で得た体験は、大変貴重であり、大規模災害等の有事の際に必ず役立つものとなりました。
　

• 日時　平成20年6月22日（日曜日）
• 場所　上奥富運動公園北側入間川河川敷
• 参加分団　第1分団、第2分団、第3分団、第4分団、第5分団、第6分団、第7分団
• 参加人員　256人

広域災害対応訓練の様子

• 訓練前の整列

• 平本消防団長の訓示

• 岩野消防長のあいさつ

• 訓練説明の状況

訓練開始

• 下村消防副団長の訓練開始報告

• 入間川の水を吸水する状況

• 入間川に吸管を投入した状況

• 2台目の車両までホースを延長

• 次の車両へホースを延長

• 中継送水隊形

• 訓練の効果確認（下村副団長）

• 圧力を0.3ヘストパスカルに指示

• 吸水から約700メートル先で放水