空間放射線量(2011年11月更新)
更新:2012年1月27日
市では、11月7日(月曜日)~22日(火曜日)に公立の51施設・264箇所の空間放射線量を測定しました。測定結果は、市の「公共施設における放射線量の測定・除染対応方針」で定められた基準値を下回る結果でした。
測定結果・測定箇所
*幼稚園、学童保育室、保育所及び児童福祉施設の測定箇所の詳細は、準備中です。
今までの経緯
平成23年6月から
放射線量の実態把握について、市では、幼児及び児童・生徒の安全性の確保と不安の解消を図るため、6月中旬に公立幼稚園、学童保育室、保育所、小・中学校の園庭あるいは校庭の空間放射線量を測定し、また6月下旬から小学校5校の屋外プール、7月には市営プール2箇所の放射性物質の濃度測定を行いました。2学期を目前にした8月には園庭や校庭に加えて、砂場を測定箇所に増やし、併せて園庭、校庭と砂場の測定高5センチメートルを追加し、公立幼稚園、学童保育室、保育所、小・中学校及び児童福祉施設の43施設で測定を行いました。
平成23年10月から
10月に国及び日本原子力研究開発機構から通知された「放射能測定に関するガイドライン」を受けて、市では11月上旬に8月に測定した園庭、校庭と砂場の定点測定に加え、施設敷地内で周辺より空間放射線量が高いと予想される箇所として、雨水の集まる側溝や集水枡などの測定箇所を増やし、公立幼稚園、学童保育室、保育所、小・中学校及び児童福祉施設の51施設・264箇所で測定を行いました。このような中で、11月中旬に「県有施設における測定・除染の対応方針」が公表され、この中で、局所的な測定高を1センチメートルとすることが示されたことから、県の対応方針に則して、測定高1センチメートルについても追加測定を行いました。
今後の対応方針
今後は、11月28日に策定された市の「公共施設における放射線量の測定・除染対応方針」に則って、今後は定点とともに、周辺より放射線量が高いと思われる箇所の測定を増やし、測定結果を随時に、ホームページで公表します。
除染の対応目安
国の除染の目安は、「当面の福島県以外の地域における周辺より放射線量の高い箇所への対応方針」の中で、「周辺より毎時1マイクロシーベルト以上高い数値」として示されています。市の「公共施設における放射線量の測定・除染対応方針」では、より安全に配慮し施設内の放射線量の平均的な目安を、地表から1メートル又は50センチメートルで毎時0.23マイクロシーベルト以上、放射線量が局所的に高い箇所の目安として、地表から1センチメートルで毎時1マイクロシーベルト以上の箇所について除染を行います。
測定方法
(1)測定者:狭山市
(2)測定機器:環境放射線モニタ PA―1000 Radi 株式会社堀場製作所
(3)測定高さ:地表等から1センチメートル、5センチメートル、50センチメートル
(4)測定方法:1分毎に5回測定(測定値は平均値)
参考
「県有施設における測定・除染の対応方針」(県環境部 平成23年11月14日公表)
「放射能測定に関するガイドライン」(文部科学省、日本原子力研究開発機構 平成23年10月21日公表)
「当面の福島県以外の地域における周辺より放射線量の高い箇所への対応方針」(内閣府(原子力被災者生活支援チーム)、文部科学省、環境省 平成23年10月21日公表)
「学校等における放射線測定の手引き」(文部科学省、日本原子力研究開発機構 平成23年8月26日公表)
「市町村による除染実施ガイドライン」(原子力対策本部 平成23年8月26日公表)
問い合わせ先
幼稚園、学童保育室に関すること:学務課
保育所に関すること:保育課
小・中学校に関すること:教育総務課
青い実学園に関すること:青い実学園
児童福祉施設に関すること:こども課
PDF形式のファイルを開くにはAdobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Readerのダウンロードへ
問い合わせ
生涯学習部 教育総務課 組織詳細へ
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2953-1111
FAX:04-2954-8671