平成26年度の狭山市における介護保険の利用状況をお知らせします。

要介護（要支援）認定を受けている人の割合

表1は、狭山市の人口に占める65歳以上の方の割合（高齢化率）と、そのうち要介護・要支援の認定を受けている方の割合（要介護認定率）です。高齢化率は全国平均を1％上回っている一方で、要介護認定率は5％下回っていることから、狭山市には健康で自立した生活を送っている高齢者の割合が多いことが伺えます。
※高齢化率は各年度1月1日現在
※要介護（要支援）認定率は各年度3月末日現在で、認定者数を第1号被保険者数で除して算出

表2は、第1号被保険者と40歳以上65歳未満の第2号被保険者の要介護（要支援）認定者数です。認定を受けている方は5,722人で、介護保険制度が始まった平成12年度当初の1,537人と比較すると、約3.7倍に増えています。

サービス種類別にみた利用状況

要介護度別の介護保険サービス利用者数は、認定を受けている方5,722人のうち、居宅サービス利用者が3,366人、地域密着型サービス利用者が168人、施設サービス利用者が835人で、全体の76.4％にあたる4,369人の方が介護保険サービスを利用しています。
※地域密着型サービスは、狭山市民を対象とした介護保険サービスで、原則他市町村の方は利用できません。

居宅サービス

地域密着型サービス

施設サービス

その他手数料など

保険給付費の総合計

（1）＋（2）＋（3）＋（4）＋（5）＋（6）＋（7）＝保険給付費の総合計7,617,784,683円（対前年度比4.6％）

保険給付費の総額

介護サービスを利用すると、利用料の9割相当が介護保険から給付されます。平成26年度の介護給付費は総額で約76億1千8百万円で、前年度の平成25年度と比較すると約3億3千8百万円の増額となりました。
この財源は40歳以上の方の保険料と国・埼玉県・狭山市の公費で賄われており、第1号被保険者の保険料が全体の26％、第2号被保険者の保険料が29％を占めています。

介護保険サービスの向上に努めています

狭山市では、計画的な介護サービスの整備や提供するサービスの質向上などに努めています。介護保険制度に関することでご不明な点などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。