東日本大震災等における狭山市の対応
更新:2011年6月30日
東日本大震災等における狭山市の対応(平成23年6月23日までの分)をお知らせします。前回は5月12日時点の状況を掲載いたしましたが、その後に追加・変更があった主な部分は赤字で示してあります。
対応業務名 |
対応業務の内容 |
担当部課 |
---|---|---|
帰宅困難者への支援 |
震災当日の夜間から翌朝にかけ、産業労働センターを避難所として帰宅困難者を受入れ。 |
市民部 防災課 |
被災地への緊急消防援助隊派遣 |
消防庁長官の要請により、岩手県陸前高田市及び福島県へ消防職員を派遣 |
消防本部 警防課 |
被災地への職員派遣 |
「り災調査」を行う職員3名(建設部)を高萩市(茨城県)へ派遣(第1次) |
総務部 職員課 |
被災地への職員派遣に係る事前調査への回答 |
(1)全国市長会からの「職員派遣に係る調査」に関し、職種・派遣可能人数・期間を次のとおり回答済 |
総務部 職員課 |
支援物資の受入れと提供 |
狭山青年会議所、自治会連合会、及び地区まちづくり推進会議のご協力を得て、市内の各地区センターにお持ちいただいた市民からの支援物資を旧狭山台北小学校体育館に搬送し、ボランティアと分類仕分けを行い、狭山青年会議所(JC)協力により被災地のJCへ搬送するとともに、受入れした被災世帯に対して布団など一部物資を寄贈。 |
市民部 防災課 |
市備蓄品の提供 |
埼玉県を通じて支援物資を提供 |
市民部 防災課 |
リサイクル自転車の提供 |
宮城県東松島市議会議長から狭山市議会議長を通じて依頼のあったリサイクル自転車の支援について、自転車整備は埼玉県自転車軽自動車商協同組合狭山支部に、輸送は自動車総連埼玉地方協議会に要請し、市内企業の協力を得て東松島市に搬送。 |
市民部 交通防犯課 防災課 |
受入れ世帯への住宅支援 |
福島県以北の太平洋沿岸で住宅を喪失、又は原発事故で被災した世帯に対し、埼玉県宅建協会彩西支部を通して賃貸住宅を紹介し、家賃を6か月補助(上限月額53,900円)。 |
被災者受入対応チーム |
受入れ世帯の |
受入れした被災世帯に対し、保健師と被災者受入対応チームメンバーが訪問し、不在の場合は電話等で確認して状況により再訪問。また、被災者に確認のうえ自治会や民生委員に情報提供し、支援を得た。 |
被災者受入対応チーム |
市立智光山荘への宿泊支援 |
住宅斡旋が整わない世帯に対し、一時的避難場所として宿泊施設(5部屋25人分)を提供し、宿泊費を補助。 宿泊世帯:2世帯5名 |
環境経済部 商工業振興課 |
避難者への見舞 |
市民・団体・企業からの寄附金を活用し、避難者支援住宅の入居者や親戚宅等への自主避難者で「全国避難者情報システム」に登録された方々に対して、一世帯3万円(109世帯)・単身1万円(18名)の計345万円をお見舞金として交付。 |
被災者受入対応チーム |
情報提供 |
東京電力の仮払金申請書・福島県の義援金申請書・所得税等の軽減措置など、関係機関から寄せられた情報や市広報誌を取りまとめ、避難者世帯へ送付。 |
被災者受入対応チーム |
支援物資等の提供 |
協力事業者から提供のあった物資について、受け入れ世帯や自主避難者の要望を踏まえて配布。(米・新茶・お風呂優待券・マッサージ券・映画鑑賞券・野球観戦パス等) |
被災者受入対応チーム |
日赤支援策への協力 |
日本赤十字社が海外からの救援金を活用して行う「生活家電セットの提供」について、希望者の申請を調整。 57件(6月14日現在) |
被災者受入対応チーム |
全国避難者情報システムの受付 |
避難している方々の情報を被災県・市町村で把握し、必要な各種情報が提供できるよう、登録制度(全国避難者情報システム)の周知と受付けを実施。登録件数52件113名(6月14日現在) |
被災者受入対応チーム |
「まごころ昼食会」の開催 |
当市に避難されている方々の情報交換、市民との交流を目的とした「まごころ昼食会」を、まごころ昼食会実行委員会主催で農村環境改善センターを会場に実施。 |
市民部 堀兼地区センター |
学校の対応 |
・ランドセル・制服等を保護者等の協力を得て、転入児童生徒に配布。 |
学校教育部 教育指導課 |
義援金箱の設置 |
市役所・地区センター・公民館・富士見集会所・博物館・サピオ稲荷山・図書館・市民会館の市内19か所に設置。 |
福祉こども部 福祉課 |
職員による義援金 |
一般市民からの義援金に加え、市職員からの義援金を受付け、日本赤十字社へ送付。 |
福祉こども部 福祉課 |
計画停電への対応 |
計画停電の情報を、公式HPやモバイルサイト及び防災行政無線等により周知。 |
関係部課 |
飲料水の確保 |
乳児向けに必要な飲料水(ペットボトル水)を確保。 |
上下水道部 経営課 |
国旗・市旗の半旗掲揚 |
国旗と市旗を半旗掲揚とした。 |
関係施設 |
水道料金及び下水道使用料の減免 |
・減免の対象と内容 |
上下水道部 料金課 |
その他 |
・稲荷山公園桜まつり・リサイクルマーケット・狭山新茶と花いっぱいまつり等、一部イベントを中止。ただし、「狭山新茶と花いっぱいまつり」の代替として、被災地への新茶届出事業5月27日に実施。 |
関係部課 |
参考
- 震災初日〔3月11日〕、市内の被害状況について調査した。
- 市長よりメッセージを発信するとともに、西武鉄道株式会社に対し鉄道運行の確保要請を行った。
- 庁内に救援対策本部を設置し、震災後16回開催している。(6月23日現在)
- 埼玉県の検査により、水道水や農畜産物(葉物野菜・牧草・お茶等)は安全性が確認されている。今後も継続される検査結果を注視する。
- 市内大手自動車メーカーより被災者受入れ支援対応のためにと車両(1台)の貸与を受けた。(5月22日)
問い合わせ
総合政策部 政策企画課 組織詳細へ
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2953-1111
FAX:04-2954-6262