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One for All 市長が走る!2024年8月号を掲載しました

被災地での経験を防災・減災に

今年はまさに波乱の幕開けでした。元日に発生した能登半島地震では、給水活動や水道施設の応急復旧、避難所運営、被災家屋の被害認定調査に職員や事業者を派遣し、市としてもできる限りの支援を行いました。防災・減災を進めていく上で、被災地での経験を積むことは極めて重要です。私個人としても、災害ボランティアの募集開始直後に登録を行い、現地に行くタイミングを探っていました。そして先日、ようやく公務の調整がついたので、石川県珠洲市に行ってきました。早朝、金沢駅に集合し、バスに揺られること3時間。車窓からの風景が次第に変わっていき、被災地の厳しい現実を目の当たりにしました。

一方で全国から集まったボランティアの皆さんは頼もしい人ばかりでした。大規模災害に遭った地域から恩返しのためにと駆け付けた人、青春時代を過ごした石川県のためにと、毎月ボランティア活動に通う人。さらには、かつて狭山市代表として活躍した社会人野球の選手とも出会いました。現地の復興は長い月日が必要になりますが、今後もできる限りの支援を行っていきます。