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さやまの昔ばなし「薬研坂のお話(入曽)」を掲載しました

※画像をクリックすると、広報さやま2026年3月号「さやまの昔ばなし」に遷移します

北入曽にめずらしい名の坂道があります。
今は住宅や商店が建ち並ぶ賑やかな道となっていますが
「昔は、さびしい道で新河岸街道へ出るには必ず通らなければなんねぇがケヤキや雑木が生い茂りひる間でも薄暗くおっかねぇ所だった」
「ガシャ(クツワ虫)も鳴いて不気味な所で子どもたちも近よらなかったよ」
「夜、食べものを持って通りかかったとき、オトウカ(狐)にぶい回されて食べものを盗られたという話も聞いたもんだ」
薬研坂の薬研とは、漢方薬を作るとき、薬種などを粉に砕く器具のことでV字形にくぼんでいることから薬研堀ともいわれ、坂道がV字形に掘られていたことからの名称です。
題字・絵・文/池原昭治氏