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さやまの昔ばなし「蜘蛛の淵の話」を掲載しました

※画像をクリックすると、広報さやま8月号「さやまの昔ばなし」に遷移します

笹井の入間川で大きく曲がりくねったところに昼でも暗い淵がありました。
あるとき男がやってきて、こっそりと釣り糸をたらしときでした。ザワザワとするうす気味のわるい音がしたかとおもうと、無数の白い糸がとび出してきて男のまわりを囲んだそうです。
ほうほうのていで逃げだした男は二度と淵には近よらなかったそうです。これは、魚をとりにくるものを威かくする大きな蜘蛛のしわざだったそうです。この淵にことを蜘蛛の淵と呼ぶことになったそうです。
題字・絵・文/池原昭治氏