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飯能市、狭山市、入間市、日高市と三和エナジー株式会社及び吉岡製油有限会社との廃食油のリサイクルに関する協定を締結

令和6年(2024年)10月10日、飯能市・狭山市・入間市・日高市と三和エナジー株式会社及び吉岡製油有限会社との廃食油のリサイクルに関する協定を締結しました。
この協定は、飯能市・狭山市・入間市・日高市と三和エナジー株式会社(令和6年(2024年)2月から、新狭山でバイオディーゼル燃料を製造している企業)及び吉岡製油有限会社(入間市で廃食油の回収及びリサイクル事業などを行っている企業)が連携し、廃食油を活用したエネルギーの地産地消に取り組み、カーボンニュートラル及びサーキュラーエコノミーの推進を図ることを目的としています。

連携協力事項

(1)廃食油の供出に関すること
(2)廃食油の回収に関すること
(3)バイオディーゼル燃料の精製及び供給に関すること
(4)バイオディーゼル燃料の需給及び普及啓発に関すること
(5)その他、本協定の目的に資すること

取り組み

(1)各市の給食センターや保育所から排出される廃食油を入間市で廃食油のリサイクル事業を行っている吉岡製油有限会社が有価物として回収します。
(2)吉岡製油有限会社は、回収した廃食油の一次精製(水分や不純物の除去)を行い、三和エナジー株式会社新狭山バイオプラントへ持ち込みます。
(3)三和エナジー株式会社新狭山バイオプラントでは、一次処理後の廃食油からバイオディーゼル燃料を製造します。
(4)各市でバイオディーゼル燃料のB5軽油を公用車や重機などで使用します。本市においては、令和6年(2024年)10月中には、環境センターなどの一部で使用を開始し、順次、広げていく予定です。

※B5軽油は、通常の軽油にバイオディーゼル燃料を5パーセント混ぜたものです。また、既存のエンジンで利用でき広くメーカー保証の対象となるもので通常の軽油と同様の扱いになります。

左から、吉岡製油有限会社吉岡和広代表取締役、三和エナジー株式会社高松克行代表取締役、新井重治飯能市長、小谷野剛狭山市長、  杉島理一郎入間市長、谷ケ崎照雄日高市長

廃食油のリサイクル