総合計画は、長期的な展望に立って本市の目指すべき将来像を描くとともに、その実現に向けて実施する施策や事業の体系を示したものであり、狭山市におけるもっとも上位の計画です。
本市では、これまで4期に渡り総合計画を策定し、総合的かつ計画的なまちづくりを進めてきましたが、社会情勢が急激に変化している近年において、地方創生を一層推進するにあたっては、地方自治体には、より効率的で柔軟な行財政運営が求められています。
このような時代に対応したまちづくりと行財政運営の方向性を示し、本市に関わるすべての人たちとの連携・協働のもとで次世代につながる元気なまちづくりを進めていくため、令和8(2026)年3月に「第5次狭山市総合計画」を策定しました。
計画の構成と期間
第5次狭山市総合計画は、「基本構想」、「基本計画」、「実施計画」から構成されます。
基本構想
長期的展望に立った狭山市の将来像と、これを実現するための基本理念と基本方針を示したものです。計画期間は令和8(2026)年度から令和17(2035)年度までの10年間です。
基本計画
基本構想をもとに、分野ごとに実施する施策の体系とその内容を示したものです。
計画期間は基本構想の10年間を前期・後期に分け、前期を令和8(2026)年度から令和12(2030)年度まで、後期を令和13(2031)年度から令和17(2035)年度までのそれぞれ5年間とします。
実施計画
基本計画をもとに、向こう3か年で実施する事業を具体的に示したものです。
計画期間は3か年とし、毎年度ローリング(見直し)を行います。
第5次狭山市総合計画 基本構想・前期基本計画で掲げるビジョン
将来像「緑と健康で豊かな文化都市」
本市では、昭和61(1986)年度に策定した「第2次狭山市総合振興計画」より、本市の目指すべき将来像を、「緑と健康で豊かな文化都市」と定め、以降、その実現に向けたまちづくりに取り組んできました。
この将来像は、「武蔵野の緑や入間川の豊かな自然に恵まれ、多くの先人たちの英知と不断の努力によって首都近郊の住宅都市として、また、工業都市として発展してきた歩みを大切にしながら、自然と暮らしの調和がとれた生活環境の中で健康的に過ごせる、経済的な豊かさのみならず心の豊かさも実感できる、そして、歴史に育まれた文化を誇れる本市の姿」を示しており、これはこの先も変わらずに、市民や団体、事業者など、本市に関わるすべての人たちと一緒に目指していく理想の姿であると言えます。
こうしたことから、本市では、この先10年間のまちづくりの基本となる第5次狭山市総合計画においても、これまでの将来像を継承し、本市のが目指す将来像として定めました。
まちづくりの基本理念と基本方針
将来像の実現のため、まちづくりの基本理念と基本方針を次のように定めました。
基本理念1 環境共生~環境にやさしい持続可能なまちづくり~

基本方針
- 「人と自然が共生するまち」を目指し、緑と水に恵まれた自然環境の保全を図ります。
- 「地球にやさしい資源が循環するまち」を目指し、ごみの減量を推進するとともに、経済活動とリンクした資源の循環利用を推進します。
基本理念2 健康福祉~地域の多様な人々が健康で幸せに暮らせるまちづくり~

基本方針
- 「健康で生き生きと暮らせるまち」を目指し、健康増進と保健予防の推進、そして社会保障制度の円滑な運営を通じた社会福祉の向上を図ります。
- 「こどもが幸せに暮らせる、子育てしやすいまち」を目指し、こどもの健やかな成長に必要な子育て支援策の充実を図ります。
- 「高齢者が安心して暮らせるまち」を目指し、地域包括ケアを推進するとともに、高齢者の生きがいづくりや介護サービス基盤の充実を図ります。
- 「障害の有無に関わらず自分らしく生活できるまち」を目指し、障害のある方の自立と社会参加を推進します。
基本理念3 都市基盤~便利で快適な都市空間を形成するまちづくり~

基本方針
- 「魅力ある住みやすく便利なまち」を目指し、地域の拠点の整備と都市機能の集積により立地適正化を図るとともに、それらを結ぶ道路ネットワークの構築と公共交通ネットワークの構築を図ります。
- 「安全で快適なまち」を目指し、各種インフラの整備と長寿命化を推進するとともに、災害に強い都市基盤づくりを推進します。
基本理念4 産業経済~人を中心に地域の産業が元気になるまちづくり~

基本方針
- 「働きがいを感じ、働き方を見つけられるまち」を目指し、ライフステージや個々のニーズに合わせた多様な働き方を選択できる環境整備や雇用機会の拡充を図ります。
- 「企業・事業者が元気なまち」を目指し、企業や事業者の創業支援と、脱炭素社会にも寄与する持続的な経済活動を推進します。
- 「地域産業を活かした魅力あるまち」を目指し、商業、工業、農業、観光業をはじめとした産業の振興と地域資源の活用を図ります。
基本理念5 教育文化~人を育み文化を創造するまちづくり~

基本方針
- 「豊かな学びで人を育むまち」を目指し、いつでもどこでも誰もが学べる生涯学習と、親しめる生涯スポーツを推進します。
- 「未来へはばたく“さやまっ子”を育むまち」を目指し、これからの社会を生きる力を備えるための学力や心身の育成を図るとともに、教育環境の充実を図ります。
- 「人権と平和が尊重されるまち」を目指し、人権と平和への意識の高揚を図ります。
- 「文化を通して豊かな心を育むまち」を目指し、伝統文化を大切にしながら、市民文化の振興を図るとともに、国際交流と都市交流を推進します。
基本理念6 市民生活~地域でともに支え合う安全・安心なまちづくり~

基本方針
- 「一人一人が主役のまち」を目指し、地域コミュニティの活性化や、男女共同参画を含む多様性を尊重する環境づくりを推進します。
- 「災害対応に優れたまち」を目指し、自助・共助・公助の考え方のもと、地域防災体制の整備と消防・救急体制の充実を図ります。
- 「安全・安心に暮らせるまち」を目指し、交通安全対策や防犯対策を推進します。また、基地周辺の生活環境の向上を図ります。
上記の基本理念におけるすべての取組において、市民や団体、事業者などとの「協働によるまちづくり」、「健全な行財政運営」、効果的な「デジタル技術の活用」を推進します。
重点テーマ
5年間の前期基本計画の期間において、行財政資源を重点的かつ優先的に配分しながら、本市に関わるすべての主体と連携・協働して取り組んでいく4つの重点テーマを設定しました。

テーマ1 若い世代をのばそう
まちの将来を担う主役は、狭山市発展の原動力となる「若い世代」です。
みんなで若い世代の活躍の場を広げながら、力を伸ばし、可能性を伸ばし、人数も伸ばし、人口減少時代でも活力あるまちづくりを進めます。

テーマ2 まちと産業の進化を目指そう
まちを支える基盤は、「都市機能」と「産業」です。
みんなでまちに賑わいを創出し、産業を活性化しながら、まちと産業も社会に合わせてアップデートし、人と企業に選ばれるまちづくりを進めます。

テーマ3 人生100年時代を支える健康と安全を守ろう
人生100年時代を支える土台となるのは、「健康」と「安全」です。
みんなで支え合いながら、誰もが健康で活躍できる、また、安全で安心して暮らし続けることができるまちづくりを進めます。

テーマ4 みんなの力で未来につなごう
わがまち狭山が進む方向は、明るい希望が持てる「未来」です。
みんなで未来に視点を置きながら市政を運営し、不透明・不確実で変わり続ける社会情勢に対し、柔軟に対応するまちづくりを進めます。
「第5次狭山市総合計画≪PR版≫」をご覧ください
第5次狭山市総合計画を読みやすくしたPR版を作成しました。
狭山市のまちづくりに触れる初めの一歩としてぜひご覧ください。
さらに第5次狭山市総合計画に興味を持った方は、以下で公開している本編もご覧ください。
第5次狭山市総合計画 基本構想・前期基本計画【計画書】
計画期間
- 基本構想:令和8(2026)年度から令和17(2035)年度まで(10年間)
- 前期基本計画:令和8(2026)年度から令和12(2030)年度まで(5年間)
計画書【全体版】
第5次狭山市総合計画 基本構想・前期基本計画(PDF:46,291KB)
計画書【分割版】
- 表紙・市の基本的事項・都市宣言・目次・序論(PDF:9,814KB)
- 基本構想(PDF:4,824KB)
- 前期基本計画/重点テーマ・施策体系図・SDGs・施策の見方(PDF:3,541KB)
- 前期基本計画/第1章環境共生(PDF:12,773KB)
- 前期基本計画/第2章健康福祉(PDF:19,062KB)
- 前期基本計画/第3章都市基盤(PDF:20,060KB)
- 前期基本計画/第4章産業経済(PDF:14,035KB)
- 前期基本計画/第5章教育文化(PDF:15,933KB)
- 前期基本計画/第6章市民生活(PDF:14,529KB)
- 前期基本計画/計画推進のために(PDF:186KB)
- 資料(PDF:2,117KB)
実施計画【計画書】
計画期間
3か年(毎年度見直し)
計画書
策定までの経過(関連リンク)
第5次狭山市総合計画 基本構想・前期基本計画の策定までの経過に関する資料等を公開しています。
策定方針・市民意識調査結果・市民ワークショップ報告書を公開しています。
令和7(2025)年6月より概ね1か月間実施したパブリックコメントの結果を公開しています。
狭山市総合計画審議会での審議の経過を公開しています。
