一昨年の3.11の東北大震災以降、発生間隔は稀にはなりましたがいまだに余震が起きています。埼玉県南部には立川断層帯があることも知られるようになりました。そのすぐ北側に入間、飯能地区が位置しており、そこを震源とする直下型地震も懸念されています。自然の脅威を止めることは出来ません。しかし、その被害を少しでも軽減するための措置を講ずることはできるでしょう。
大きな地震の後には、建築の耐震基準も見直されてきました。1981（昭和56）年改正による新耐震基準が現行の基準となっています。その後も阪神大震災の後には、細部にわたる補強等の基準が定められています。
地域防災の観点からは、新耐震基準以上の耐震性が建物には求められます。その建物の性能を確認する方法が、建築士が行なう耐震診断で、その判定によって耐震性を高める改修が行なわれることが望まれます。
しかし、耐震診断・耐震改修の実務においては、基準書やマニュアルにあるとおりの方策で対処できるとは限らない事例ばかりです。むしろ、建物や敷地の調査からだけの判断ではなく、住まい手の家族状況や経済状況などにも配慮して個別具体的に検討し、最善の答えを見つけ出していかなければなならないという現実も実務者に求められています。
今回、川口を拠点に埼玉県中東部を営業範囲として、数多くの耐震診断や耐震改修に取り組む金井義雄氏を講師としてお招きし、その勘どころを伝授いただく勉強会を開催します。

[開催日]
2013/9/27
18:30～20:30

[開催場所]
入間市商工会
埼玉県入間市向陽台1-1-7
入間市産業文化センターＡ棟3階　会議室
西武池袋線入間市駅（南口）から徒歩約12分

[料金]
1,000円

[イベントの公式URL]
http://i2-iruma-info.seesaa.net/article/371577339.html

[講師]
金井 義雄 氏 （金井工務店代表）

[定員]
50名（申込順、定員になり次第締切）

[対象]
建築士・工務店等の専門家、耐震技術に興味のある一般の方。

[申込締切]
9月24日（火）

[詳細情報]
ホームページをご確認ください

[お問い合わせ先]
（社）埼玉建築士会入間第二支部入間部会
04-2934-7634
i2_iruma@yahoo.co.jp

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