元気いっぱいの、さやまっ子の皆(みな)さん、あけましておめでとうございます。心を新たにして健やかに新年を迎(むか)えていることと思います。
　　
昨年は、元号が平成から令和に変わり、新しい時代が幕(まく)を開けた年でした。
　　
また、ラグビーワールドカップがここ日本で開催(かいさい)され、日本代表が史上初めてベスト8に進出するなど、大変な盛(も)り上がりを見せました。ラグビー日本代表チームの合言葉「ワンチーム」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。様々な個性(こせい)を持つ選手たち一人ひとりの良さが、チームとしてまとまったときの力強さ、協力して相手に立ち向かう姿(すがた)に日本中が感動に包まれました。日本代表のチームは、様々な国にルーツを持つ選手たちがいました。例えば主将(しゅしょう)のリーチマイケル選手は、ニュージーランド出身だそうです。そうした選手たちが「ワンチーム」となり、日の丸を背負(せお)って戦う姿に、人と人の違(ちが)いを認(みと)めあい、協力しあう大切さを感じました。
　　
さて、今年は「子(ね)年(どし)」です。「ねずみ年」とも言いますね。十二支(じゅうにし)の中で最初の干支(えと)でもありますので、これから新しいことを始めるにはよいきっかけになる年ではないでしょうか。新しい年を迎え、さやまっ子の皆さんも、新しいことを始めたいと考えている人もいると思います。まずは、どんな自分になりたいか、1年後の自分を想像(そうぞう)するところからはじめてみてください。「こんなことができるようになった自分」「苦手なことを乗り越(こ)えた自分」など、さまざまなイメージが出てくることでしょう。そんな1年後の自分に近づくために、いつ、何をすればよいのかが見えてくると思います。すぐに想像した自分になることは難(むずか)しいですが、1日1日を大切に過(す)ごすことで、1年後の自分に少しずつ近づいていけることでしょう。
　　
今年は東京2020オリンピック・パラリンピック競技(きょうぎ)大会が開催されます。選手の皆さんも、本番の自分をイメージして、1日1日を大切に、日々努力されていることと思います。選手の姿から学ぶことも多いでしょう。狭山市もゴルフ競技の会場となっています。オリンピック・パラリンピックが間近で見られる機会はなかなかありません。会場で、またはテレビなどをとおして、積極的に選手を応援（おうえん）し、自分自身の成長に生かしてください。「ワンチーム」となって、オリンピック・パラリンピックを盛り上げていきましょう。