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狭山市民広場

[告知する] 駅前・月例ギターコンサート

駅前・月例ギターコンサート

クリトン  さん

2019/07/24 09:38:13
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駅前・月例ギターコンサート 当日プログラムより
●ジュリオ・レゴンディ
ドン・ジョヴァンニによる幻想曲
 ジュリオ・レゴンディは、コスト、メルツに次ぐ世代のロマン派のギタリストとして、近年ようやく演奏を聴く機会が増えてきました。2004年現代ギター社刊行の「レゴンディ・ギター作品集」にはその時までに流布していた演奏会用作品全5曲が掲載されていますが、その後も海外版で何曲か出版されていますので、レゴンディ作品の全貌が明らかになるのは、まだまだこれからの事だと思います。
 ギタリストとして8歳のころから神童として知られ、1歳年上のカタリーナ・ペルツァー(後のマダム・プラッテン)とともにコンサートをして人気を博したことも有ります。イタリア人という言ですが、ジュネーブで生まれ、ロンドンで亡くなっています。少年時代からヨーロッパ各地を演奏旅行して巡っていますので、じっくりイタリアの地で過ごしたことがあるのか不明です。
 ハーモニーの面だけを見るとコストやメルツに比べて古風な和音が多いので、長い間、私は古典派のギタリストかと思っていたのですが、練習してみるとメロディーの抒情性、ヴィルツオーゾの名人芸を意識した作風など明らかにロマン主義のギタリスト作曲家だと思います。
 この曲は、有名なモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の第1幕の二重唱「奥様お手をどうぞ」のテーマによる変奏曲です。

 4月のプログラムに1700年代に生まれた古典派のギタリストの一覧表を作りましたが、ロマン派時代のギタリスト、タレガの誕生までで、今、簡単に調べられる名前だけ取り上げました。
ホセ・ブロカ       1805-1882
ナポレオン・コスト     1805-1883
ヨハン・カスパル・メルツ 1806-1856
アントニオ・カーノ    1811-1897
マダム・シドニー・プラッテン 1821-1895
ジュリオ・レゴンディ     1822-1872
ホセ・ビーニャス       1823-1888
ホセ・コスタ・エ・フガス   1827-1881
フリアン・アルカス      1832-1882
ホセ・フェレール       1835-1916
フェデリコ・カーノ      1838-1899
フアン・パルガ        1841-1899
ルイス・ソフィア       1851-1935
フランシスコ・タレガ     1854-1909

[開催日]
2019/8/23
18:50開場 19:00開演

[開催場所]
狭山市民交流センター コミュニティーホール
狭山市入間川1-3-1
狭山市民交流センター
西武新宿線狭山市駅下車 西口よりすぐ

[料金]
全自由席2000円 当日券のみ

[プログラム]
ソナタ・エロイカ(マウロ・ジュリアーニ)
「発表会用ギター名曲集」(現代ギター社刊)より
ラ・メランコリア(ジュリアーニ)
ギタリストの宝第6番(シュルツ)
エチュード第7番、第8番(ヴィラロボス)
名アレンジャー竹内永和によるポピュラーアレンジ
煙が目に浸みる、アンチェインドメロディー、いつか王子様が
ジュリオ・レゴンディ
ドン・ジョヴァンニによる幻想曲

[駅前・月例ギターコンサート その後の予定]
9月20日(金)
10月25日(金)  
11月22日(金)
12月19日(木)

2020年 1月23日(木)

[石村洋 プロフィール]
早稲田大学理工学部卒業
ギターを江黒功一、奥田紘正に師事。
日本ギタリスト協会第2回新人賞受賞。
平田公弘と伴にフルート・アンド・ギター・デュオ、
森淳一、前場祐介と伴にアマデウス・ギター・トリオを結成している。
CD「子供の情景」(ALMレコード)がある。
日本ギタリスト協会、神奈川ギター協会、日本ギタージュニア教育連盟、
日本ギター合奏連盟、日本哲学会 各会員

[お問い合わせ先]
石村ギター教室
04-2959-4112

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