写真・編集:狭山の歴史講座スタッフ 遠藤 猛
平成27年5月14日(木)に狭山の歴史講座の野外活動として柏原地区の史跡・文化財めぐりが実施されました。
当日は台風一過の晴天で髙橋先生、受講生32名、スッタフ5名、狭山歴史ガイドの会6名の総勢44名が、参加しました。
8時25分狭山市駅西口に集合。城山砦跡、常楽寺、長源寺、宮原遺跡、上宿の庚申塔、永代寺、柏原白鬚神社、西浄寺、円光寺、大六天と大山灯籠の10カ所を巡り、13時に現地解散しました。
■城山砦跡
ここ城山砦跡は市内で唯一の中世城郭跡で、昭和48年(1973)3月1日に、狭山市指定文化財・史跡として指定されました。現存する面積は7千㎡で斜面を含めると約1万㎡です。
■常楽寺
当寺は妙法山常楽寺といい、宗派は天台宗羽黒行人派です。江戸音羽町普門院の末寺といわれていましたが確証はありません。
■永代寺
当寺は金宝山永代寺(きんぽうさんえいたいじ)といい、宗派は真言宗智山派です。本寺は坂戸市の大智寺です。
■柏原白鬚神社
当神社は旧柏原村の総鎮守で、祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)です。創建は古い記録残っていないため不明ですが、当神社所蔵の天正18年(1590)の御正体(みしょうたい)が現存していることから、それ以前であると思われます。
■大六天と大山灯籠