4月は新しいコトの始まりの月
桜の季節が通り過ぎたら、あっという間に若葉、青葉が目に染みる、美しい季節がやってきました。4月は何かを新たに始めるための始業の月。日本では入学式、入社式などはすべてが4月スタート。春夏秋冬という季節の始まりと新たな行事の始まりとが大いに関係あるのでしょう。あなたは、4月から何かを始めましたか。
元気な大人達でいっぱいの入学式
4月23日(土)、さやま市民大学は第三回目の入学式を挙行しました。さやま元気プラザの体育館が元気な大人達で一杯になりました。学びという目的をもって集まる、生き生きとした姿の光景からは、私たちもエネルギーをもらえます。
今年のさやま市民大学は、「まちづくりコース」「健康・福祉コース」「いきがいコース」「特別講座」、「協賛講座」、全部で20講座が開講されました。合計354名が受講者として入学してくれました。皆さん、学ぶ意欲に溢れた方がたばかりとお見受けしましたので、これからの一年間が楽しみです。
新たないきがいと居場所をつくろう
この市民大学の学びの場を活用して、新たな「いきがいづくり」と、地域社会の中に新たな「自分の居場所」を見つけ、あるいは創り出して欲しいと心から願っております。漫然とではなく、目的あるいは目標を持って学ぶと、学ぶことが楽しくなります。さらに学ぶことが深くなります。私は日頃から、「むずかしことはやさしく、やさしいことは深く、深いことは楽しく」をモットーに学びを楽しむように心がけています。
実践のために学ぶと成果が生まれる
私たちの市民大学の目的は、「何かを実践するために学ぶ」ことを理念とし掲げております。「自分を必要とする人のため」、「自分を必要とする地域のため」、「自分を必要とする社会のため」に、「やれること」、「貢献できること」が見つかり、実践できたら、心豊かな、充実した毎日を送ることが出来ると思います。自分の生き方の中に学びを入れてもらえれば、学びの成果が必ず自分のものになって返ってきてくれます。
新設講座が6つも誕生
今年は新しい講座が6つ増えました。「地域イベント・プロデュース基礎講座」「みんなで楽しむ国際交流講座」「地域福祉とケアのあり方を学ぶ講座」「子どもたちのものづくり指導員養成講座」「スポーツボランティア養成講座」「学習支援員養成講座」です。開設3年目に入りますので、従来からの講座の大幅な見直しを図り、時代の要請に応える市民大学にしようと考え、かなり精力的な検討、議論を重ねて、今回の新設講座となりました。
新設で馴染みが無いせいもあって、予定した定員には達しませんでしたが、さやま市民大学が目指す「協働のまちづくり人材」を一人でも多く育てていくために、必要な講座ですので、「新設して良かった」と思われる、楽しく、意味のある講座に育てるつもりです。
講座の中身はさやまルシェで公開します
3年目にして、ようやく、さやま市民大学らしい講座内容が出来たのではないかと思います。受講生だけでなく、一般の市民の方々も、さやま市民大学が取り組んでいる「学びの中身」に関心を持っていただけると、わたしたちのやりがいが高まります。講座の進捗状況は、毎回、各講座リーダーがさやまルシェで報告しますので、是非、ご覧ください。よろしくお願いいたします。