新たに「注口付き壺型土器」を市指定文化財に指定しました
更新:2019年7月3日
稲荷上遺跡(下奥富、現在の西武文理小学校)から出土した、「注口付き壺型土器」(有形文化財:考古資料)が、2019年(令和元年)7月1日付けで狭山市指定文化財に指定されました。
縄文時代中期後半の壺型の土器に注ぎ口が付くのは珍しく、注口土器の変遷を知る上で、重要な資料となることから、文化財に指定されました。これにより、市内に所在する指定文化財は、58件(県8件、市50件)になりました。
なお、この土器は、9月に開催する、博物館の秋季企画展で公開する予定です。
今回指定された文化財の基本情報
種別
有形文化財(考古資料)
名称
注口付き壺型土器
時代
縄文時代中期後半(約4,500年前)
所在地
狭山市立博物館(稲荷山1-23-1)
出土遺跡
稲荷上遺跡(下奥富字稲荷上地内)
※調査の結果、縄文時代中期(約5,000年~3,500年前)の、比較的規模の大きい集落跡であることが分かりました。
実測図
関連項目
PDF形式のファイルを開くにはAdobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Readerのダウンロードへ
問い合わせ
生涯学習部 社会教育課 組織詳細へ
狭山市入間川1丁目23番5号
電話:04-2953-1111
FAX:04-2954-8671