2015年2月15日（月曜日）、水富公民館で、味噌づくり講座を開催しました。
当日は、普段から自分で味噌を仕込み、「我が家の味」を大切にしている地域の味噌作づくり名人の久野静子氏を講師に、参加者が前日夜から水につけた大豆を持ち寄り、味噌づくりを体験しました。
はじめに大豆と漬け汁を圧力鍋で煮て、茹(ゆ)で上がった大豆をミキサーでつぶし、米麹(こうじ)と混ぜ合わせ、丸くまとめて持参した容器へ入れて完成。なかなか体験できない内容で、ある参加者からは、「味噌がこれだけの材料で作れるなんて、初めて知りました」と驚きの声が挙がりました。
冬の間は寝かせて、3月下旬から毎月1回かき混ぜていけば、10月ごろに食べごろを迎えます。添加物の入っていない、やさしい味の味噌、各家庭の環境によっても発酵状態や味が変わるので、同じ材料で作った味噌が「我が家の味」に育っていく過程も楽しめる心温まる講座でした。

当日の様子

• 圧力鍋で大豆を柔らかくして潰す

• 当日はテレビ取材もありました

• 潰した大豆をボール状に丸めて容器に収納

• 講師の久野静子氏より味噌完成までの今後の作業を丁寧に説明