水富コミュニケーション講座開催
更新:2016年3月9日
地域コミュニティ活発化に向けて、良好な人間関係を築くためのスキル「話すこと・聴くこと」のポイントを学ぶため全2回で開催しました。
地元武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部の輪嶋直幸教授が講師となり、講座参加者のコミュニケーション能力が最大限高まりました。
第1回講義の様子
第1回のメインテーマは「聴く力」でした。会話を成立させる要件として、意外と難しいのが「聞くこと」で、聞き手の対応如何で会話が終了してしまうケースもあり、相手の話をつないでいく上手な聞き方に必要なエッセンスを体系別に講義しました。
輪嶋先生の講義は、普段の行動で無意識に行っていることを意識づけて考え、気づかせる内容が多く、参加者のメモを取る音が部屋に響いていました。
また、一方通行の講義だけでなく、講師と参加者の対話、参加者同士での作業など、講義の内容を実践的に体験する手法に参加者の理解も深まりました。
輪嶋先生の言葉、「今日は聴くことのテクニックについて話しましたが、テクニックに頼りすぎるのは良くない。一番大事なのは、真剣に向き合い話を聞こうとする姿勢と笑顔です!」に単純明快な「聴くことの極意」が凝縮されていたような気がします。
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講師は武蔵野学院大学の輪嶋直幸教授
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講義が始まり少し緊張した面持ちの参加者
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輪嶋先生の話術で早くも笑顔が出始めました
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なるほど!な内容に皆さん一生懸命メモを取ります
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じゃんけんゲームで指先から血流をよくして効率アップ!
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隣席同士でじゃんけんゲームをしてコミュニケーション
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二人一組で聴くことの実践トレーニング
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描いてある絵を言葉で説明して、聞き手がその情報を基に絵を再現します
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最後に笑顔を作るための表情筋をマッサージ
第2回講義の様子
第2回講座は、あいにくの雨天開催となりました。話すことに焦点を当てた内容で、コミュニケーションを成立させるための話し方のエッセンスを学習しました。
「話す」ことの概念として、大きくバーバルコミュニケーション(言語的)とノンバーバルコミュニケーション(非言語)の二つに分類されるが、講座の中ではノンバーバルコミュニケーションの類型と説明から始まり、話題として使えるテーマと使ってはいけないテーマの説明、話す側を安心させる行動、話した内容が相手の印象に残る効果的な話し方など、実生活でさまざまな分野に応用できる内容を学習しました。
アンケート結果では楽しさ、分かりやすさ満点の評価をいただき、参加者からは、「アクティブトーキング、日常生活で活かせるように努めます。」「具体的で且つ分かりやすく実行できそう。」「口下手で話が苦手でしたが、分かりやすく楽しい講座でしたので参加してよかった。」など、講座の楽しさと実生活における有効性がうかがえる意見が多数寄せられました。
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すでに講座開始前に健康に関する話で対話していました
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体操教室から直行のため、スポーティーな装いの講師
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一方通行の講義だけでなく参加者同士のコミュニケーションも図りました
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普段無意識で行っている行動を理論的に説明して再確認できました
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和やかな雰囲気の中で講義が進みました
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話す技術を体系的に分類、皆さん一生懸命記録しました
問い合わせ
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