景観地50めぐり
慈眼寺を訪ねて
狭山市駅入り口の交差点からすぐの場所に、大木が生い茂る一角があります。
その奥に、最近改装したと思われる、とても綺麗で風格のある門構えが聳えていました。
真新しいのは、コンクリートの階段や手すり、屋根瓦のみで、見上げた屋根の下には、長年とても丁寧に保存されてきたと思われる見事な彫刻が保存されています。

門を見上げると素晴らしい彫刻が

門の手前には、新築の屋根の下に並ぶ幸せそうな六地蔵

門の両脇で睨みをきかせている1対の仁王像

かわいらしい小僧さんが迎えてくれました
「聖観世音菩薩」を本尊とする慈眼寺は、西武池袋線沿線を中心に33か所を巡ることのできる「武蔵野三十三観音霊場」の第16番札所でもあります。

本殿の上にも、見事な彫刻が

今にも飛び出しそうな迫力満点の龍です
「ど~しても撞きたい方は粗雑に乱打せず合掌して心静かに丁寧に一回を撞くべし」という、とても丁寧な注意書きのある鐘撞き堂がありましたが、静寂な空気に負けて、鐘を撞く勇気は出ませんでした。
曹洞宗のお寺なので、境内には坐禅会や写経の案内もありました。
こんなに心静かになれるお寺なら、座禅してみたいかな。
建物も境内も手入れが行き届いて、歴史を感じられるものもとてもきれいに、大切に保存されています。
春には見事な桜を楽しめるスポットです。ぜひ、春に再訪したいです!

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狭山市では、2004年に迎えた狭山市制施行50周年を記念して、市内の景観が優れた場所や施設を広く市民から募りました。3000件を越える応募の中から50か所を選び、制定したのが「狭山市の景観地50」です。
お茶香るまち狭山市の、豊かな自然や文化財など、素晴らしい景観をひとつずつ訪ねていきます。