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SSCC楽農学科

平成24年度 楽農学科6期生 授業記録 7月~2月

2014/03/31

第14回 授業 (7月11日) 鳥獣対策

第15回 授業 (7月18日) 秋冬野菜用の畝づくり

これからが夏本番かと思われる暑い暑い毎日ですが、農園では既に秋冬野菜の準備が始まっています。 
本日も暑い中の作業は大変でしたが、体調が悪い人も出ず無事に終了しました。
農園は雨が降らず、土が硬くなり、畝作りは時間がかかります。 岩田先生が耕運機で耕して下さいました。
本来は里芋に多量の水やりが必要なのですが、楽農学科では水の使用に制限があるため、大野先生が古い黒マルチを下さり、里芋の日除けに使用しました。 また、トウモロコシの収穫した後の枝も土が乾くのを少しでも軽減するために、里芋の畝に敷きました。
先生方は家庭菜園などされないが、楽農学科のためにいろいろ工夫して教えて下さり、感謝です。

第16回 授業 (7月25日) 


1、ニンジンの種まき (畝幅60㎝、3~5㎝間隔の2条蒔き) 発芽までしっかり水やりをする。
2、ネギの追肥・土寄せ (化成888をパラパラと蒔いて土をネギの首までかける)
3、里芋の水やり

第17回 授業 (8月1日)

講義 : 種から育てる秋・冬野菜 「キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの苗づくり(種蒔き)」

1、化成肥料(888)を、1握り50㎝平方に蒔き、苗床を作る (畝幅70㎝、高さ5~6㎝以下で)
2、種を3~5㎝間隔で、1粒づつの5条蒔きにする。
3、発芽するまではしっかり水やりをする。
4、寒冷紗をかける。

連日猛暑が続き雨が降らないので、岩田先生が自宅から軽トラに水タンクを載せて来て、里芋に水やりをしてくれました。
1トンの水でも足りなくて、たまたま近くにいた灌水組合会長さんに声をかけたところ、快く許可をしてくれまして、水タンクに1トンの水を汲ませていただきました。

第19回 授業 (8月29日)

この夏も雨が降らず猛暑で、生徒さんたちは当番を決め、毎日水やりに農園に通っているが、小さなバケツやジョーロではとても追いつかず、里芋などは葉が枯れてしまっている。 8月1日に続き、岩田先生が自宅から軽トラに水タンクを積んで来て、今回も水やりをして下さった。

1、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツの定植  虫除けネットのトンネルを張る
2、さつまいもの蔓がえし
3、ネギ、落花生の追肥・土寄せ、草とり
4、収穫 (夏野菜に加え、さつまいもが収穫できるようになった)
5、里芋を中心とした水やり

第20回 授業 (9月5日) 白菜の種まき


1、白菜の種まき (50㎝間隔で、5~6粒を70㎝の畝間で2条蒔き)
2、よく水やりをする
3、ビニールマルチと虫除けネット使用

第21回 授業 (9月12日) 青首大根のたねまき


青くび大根(年内取り)は、種蒔き後3日目に発芽する。

1、苦土石灰、化成肥料(888)をまいて耕し、畝幅70㎝高さ5~6㎝の畝を作る。
2、大根用ビニールマルチ(9224)95㎝幅と虫除けネット使用。
3、25㎝間隔の4~5粒、深さ1~1.5㎝の2条まき。

第23回 授業 (9月26日) 冬取り大根(おふくろ)の種まき

1、大根(ふゆどり大根―おふくろ)の種まき
2、ニンジンの間引き
3、夏物野菜の片づけ
4、草とり
5、白菜の間引き

9月5日に蒔いた白菜がもうこんなに育っています。
今日は間引きをして1本にします。
間引き菜はおしたしにして美味しくいただきました。

第24回 授業 (10月3日) ホウレンソウの種まき

ほうれんそうは石灰が足りないと葉が黄色くなりうまく育ちません。
そのために7月18日に石灰窒素で土壌消毒をしました。
今日も苦土石灰と化成肥料(888)を多めに使用します。

ほうれんそうを10月3日に種をまくと4~5日で発芽して、12月7日ごろに収穫ができます。
また、大根を10月8日にまくと、12月末に収穫ができます。

第25回授業 (10月10日) 現在生育中の野菜の手入れ


大根、白菜、ニンジンなどの間引き

サツマイモがねずみにかじられていたので、全部収穫しました。

第26回 授業 (10月17日) 冬取り野菜の栽培法



授業カリキュラムは、殆どクリアしました。
今迄に学んだことを思い出しながら、各班自由に冬採り野菜を栽培してもらうことにしました。
自由にと言われて、皆さん今までより作業が早く、もう種まきが済んで芽が出ている班もありました。

第28回 授業 (11月14日) 授業で育てた野菜の保存法と手入れ

冬野菜の手入れ
:トンネルを掛けるなどをして、霜や寒さ対策をする
※ 冬場の野菜は畑から直ぐに食卓に出すと、本当の美味しさが分かります。

葉物野菜にビニールトンネルや寒冷紗を掛けて寒さ対策をする(防鳥対策にもなる)

第31回 授業 (12月5日) 野菜の冬越しについて

・ほうれん草やネギはこれからが甘く美味しくなる。
・里芋や八つ頭は年内に収穫し、保存する。
・白菜は外葉を紐で巻いて、霜や雨から保護して置く。
・真冬に収穫するために種をまいた小松菜やミズナなどの葉野菜には寒さよけのビニールトンネルを掛けて置く。

第33回 授業 (1月9日) 秋冬野菜の反省とアドバイス

1、冬のうちに土起しをしておく。出来れば2月に石灰窒素をまいて、天地変えをするとよい。
2、花粉が多い年はカメ虫が多数発生する。
3、枝豆を播くときは、前日に土にたっぷりと水をまいておく。蒔いた後に水やりはしない。
4、八つ頭が大きくならなかった原因は、夏場の水やりが足りなかった。
5、里芋は連作ができない。3~4年あけるように計画を立てると良い。

第36回 授業 (2月27日) 最後の授業

本日は授業最終日でした。
明け方からみぞれが降り心配されたが、寒い中農園に出て、生徒とスタッフは草とりや物置の整理・片づけをしました。
岩田先生は公民館から耕運機を借りて農園をきれいに耕して1年間の授業を終えました。
12時に岩田先生が最後のあいさつをして解散しましたが、その後も誰も帰らず名残惜しそうに物置の廻りで皆がウロウロしていて1時になってしまいました。 思い切って 「さあ!これで終わりにしましょう。解散!」 と声を掛けて帰ってきました。

文字通り、楽農学科の最後の授業になってしまいました。
岩田先生はじめ、5人の先生方、スタッフの皆さん、そして、SSCC楽農学科の最後の受講生になってしまった6期生の皆さん、本当にお疲れ様でした。 お世話になりました。