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なんとなく探検隊

“お茶香るまち”の狭山茶

今年のお茶は、もう召し上がりましたか?

2011/07/13

狭山市内を、な~んとなく探検していきます。
今回は、狭山市茶業協会の方に教えていただいた狭山茶の魅力に迫ります。

濃厚な味とふくよかな香り、狭山茶をよりおいしく

狭山茶の特徴

狭山茶は、味の濃さと香りの高さをその特徴としています。

特徴1 味が濃い
葉の力が強く2煎目も3煎目もおいしくいただけます。
温暖な地方のお茶は、通常年に3~5回お茶の葉を摘みますが、狭山茶は年に1~2回のみ。それゆえ、葉肉が厚く、美味しさが凝縮しているのです。

特徴2 香りが強い
もうひとつの特徴が香り。「鼻から抜ける爽やかなフルーティーな香りですよ」とのこと。「さやまかおり」「やぶきた」などの品種があります。

次に、おいしいお茶の入れ方とお茶の保存方法です。

おいしいお茶の入れ方

「どうもおいしくお茶を入れるのが苦手で」という方はいらっしゃいませんか? 渋くなったり、薄くなったり…

味も香りも強く出すぎないように、お湯を少し冷ましてから(80度くらい)入れると爽やかに、おいしく、入れられるそうですよ!
そうすると、2~3煎目もおいしいとか。ぜひお試しください。
なお、渋いのが好きな方は熱湯で入れてみてくださいね。

お茶の保存方法

封を開けたら茶ずつに入れるか、袋の口をグルグルと巻き、空気に触れないようにしておくことが大事です。
冷蔵庫に入れる場合は、さらにビニールに入れて、空気が入らないようにしてから。そうしないと、茶葉が庫内の臭いを吸収してしまいます。
冷蔵庫から出したら、そのまま室温に戻してから、お茶を入れてくださいね。
そうすることで長く美味しくいただけるということです。

市内のイベントでの湯茶接待へ

毎年4月29日の「花いっぱいまつり」で、茶摘み体験と湯茶接待をするのが恒例となっています。
今年は震災の影響でおまつりが中止になったことから、5月6日と7日に狭山市役所内で湯茶接待が行われ、来庁者に新茶が振る舞われました。
平日でしたので、例年の人出はありませんでしたが、それでもこの日を楽しみにしていたという方が多数いらっしゃいました。
震災での影響がなかったかお伺いしたところ、「例年より10日ほどお茶ができるのが遅かったのですが、震災の影響はなく、例年通り美味しいお茶ができあがりました!」とのこと。安心して召し上がってくださいね。

そしてこの日に販売された新茶は…

5月3日朝に摘み取った葉を、即日製造(蒸して揉んで荒茶の状態に)、5月4日に仕上げて煎茶と茎茶に分け、5月5日に袋詰めをしたという、本当に新鮮なもの。深蒸しで緑色が強いお茶で、私もおいしくいただきました!
5月7日には、「里芋スイーツ開発コミュニティ」が、新しいスイーツを発表しました。狭山元気大学の学生さんが農家から里芋B級品の提供を受け、NPO法人ぶどうの会が里芋の平洗いと皮むきを行い、ティアラディザート(株)が製造をしたスイーツです。約200名の方が試食をされました。
グリーンティースタッフの方が笑顔で湯茶接待。
グリーンティースタッフの方が笑顔で湯茶接待。
後ろ姿はこんなふうになっています。
後ろ姿はこんなふうになっています。
今後、「入間川七夕まつり」や「さやま大茶会」、「狭山市農業祭」でも、狭山茶の試飲などが行われる予定です。いつも飲んでいる方も、まだ飲んだことがない方も、ぜひお出かけください。