青少年健全育成大会
6月25日(日)、狭山市市民会館において、「第35回狭山市青少年健全育成大会-少年の主張-」が盛大に開催されました。
第1部「青少年を育てる狭山市民会議表彰」では個人1名と1団体が表彰されました。
第2部「少年の主張」では、市内の小学生3名と中学生3グループ9名が発表し、青少年演技では「狭山茶つみ太鼓」が披露しました。当日は一般参加者、大会出演者など含め約350人の来場者がありました。詳細については、以下のとおりです。
概要
開催日時:2017年6月25日(日曜日) 10時00分~11時45分
場所:狭山市市民会館 小ホール
第1部
青少年を育てる狭山市民会議表彰
青少年を育てる狭山市民会議では、地域において青少年活動に積極的に努力している模範的な青少年団体、グループ及び青少年育成に顕著な功績のあった個人若しくは団体を表彰しています。
今年度受賞された青少年育成功労賞(個人)1名、同賞(団体)1団体は、長年の青少年育成活動を評価され、会場では大きな拍手が送られました。各賞は、以下のとおりです。
青少年育成功労賞(個人)
・寺田 勝廣氏
青少年育成功労賞(団体)
・入間野中学校おやじの会
平成29年度表彰者(団体)並びに市長・教育長・会長(2017年6月25日、市民会館にて撮影)
第2部 少年の主張
3校12名により、将来の夢や学校全体で取り組む活動等、さまざまなテーマで発表がありました。
発表された生徒の皆さんは、観客を前に堂々と発表していて大変立派でした。それぞれのすばらしい発表に、会場内から大きな拍手が沸き起こりました。
青少年健全育成活動発表
青少年育成新狭山地域会議の塚本会長による発表
青少年育成新狭山地域会議の活動発表では、あじさいまつりや年間を通して実施されているパトロールの報告等の取り組みなどについて発表しました。
青少年演技
狭山茶つみ太鼓
太鼓の音が響き渡ります
すばらしい演奏でした!
平成7年に狭山市内にて設立され、現在のメンバーは地元の10~20代の男女若者で構成し、狭山市内を中心に活動しています。また、「子どもたちの居場所作り」をテーマにし、子どもたちが太鼓を通じて仲間を増やし、団体活動の中であいさつ、返事、会話、感謝の気持ちを学べるように指導しているそうです。当日の演奏曲は全て創作太鼓で、日ごろの練習の成果が発揮され、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
大会宣言
青少年を育てる狭山市民会議が大会宣言(案)を提唱し、来場者の承認をもって採択しました。大会宣言の全文は以下のとおりです。
大会宣言
次代を担う青少年たちが、元気にそして笑顔で明るい未来に向かい、心身ともに健やかに成長することは狭山市民すべての願いです。
近年における青少年の問題行動は、ますます低年齢化、悪質化する傾向にあり、極めて憂慮すべき状況にあります。
また、SNSなどのインターネットを利用した犯罪や危険ドラッグの乱用など、子どもが無差別に巻き込まれるトラブルも増加しています。
多くの青少年は、夢や希望の実現に向けて、日々逞しく努力を重ねています。
「子どもは社会を映す鏡」と言われるように青少年問題は大人社会の反映であり、まず私たち大人自身が姿勢を正し、青少年とともに、社会環境の浄化に務め、「家庭」「学校」「地域社会」それぞれの役割の必要性をあらためて認識し、目前にある様々な問題に正面から向き合い、声を掛け合い、解決の糸口を見いだすための活動を積極的に推進していくことを決意し、ここに宣言します。
平成29年6月25日