青少年健全育成大会
第1部の「青少年を育てる狭山市民会議表彰」では個人2名と3団体が表彰されました。
第2部「少年の主張」では、市内の小学生2グループ3名と中学生2グループ5名が発表し、青少年演技では狭山市立西中学校の「おおぞら学級エイサー部」が披露しました。一般参加者、大会出演者など含め約450人が参加しました。
概要
開催日時:2016年7月3日(日曜日) 10時00分~11時30分
場所:狭山市市民会館 小ホール
第1部
青少年を育てる狭山市民会議表彰
青少年を育てる狭山市民会議では、地域において青少年活動に積極的に努力している模範的な青少年団体、グループ及び青少年育成に顕著な功績のあった個人若しくは団体を表彰しています。
青少年を育てる狭山市民会議会長より、優良青少年団体賞2団体、青少年育成功労賞(個人)2名、同賞(団体)1団体は、長年の青少年育成活動を評価され、会場では大きな拍手が送られました。各賞は、以下のとおりです。
優良青少年団体賞
・さやまラグビースクール 代表 柳澤 康男氏
・狭山スターズ 代表 須賀 良紀氏
青少年育成功労賞(個人)
・笹尾 素弘氏
・新井 進由氏
青少年育成功労賞(団体)
・笹井小安全見守り隊
今年度表彰者並びに市長(2016年7月3日、市民会館にて撮影)
第2部 少年の主張
3校8名により、将来の夢や統合された母校への希望を込めて等、さまざまなテーマで発表がありました。
発表された生徒の皆さんは、満員の観客を前に堂々と発表していて大変立派でした。それぞれのすばらしい発表に、会場内から大きな拍手が沸き起こりました。
発表順 | 学校名 | 学年 | 氏名 | 題名 ※ ダウンロードできます。 |
1 | 狭山市立広瀬小学校 | 6年 | 阿部 岳人 (あべ がくと) | 緑あふれる町に |
2 | 狭山市立奥富小学校 | 6年 | 岡本 心那 (おかもと ここな) 渡辺 美弥 (わたなべ みや) | 将来の夢 |
3 | 狭山市立狭山台中学校 | 3年 | 平山 華菜 (ひらやま かな) 熊谷 華女 (くまがい はなめ) | 大切な絆 |
4 | 狭山市立狭山台中学校 | 3年 | 小名木 結稀 (おなぎ ゆき) 小名木 知佳 (おなぎ ちか) 鈴木 有紗 (すずき ありさ) | 統合先での明るい未来 |
青少年健全育成活動発表
青少年育成堀兼地域会議の磯崎会長による発表
青少年育成堀兼地域会議の活動発表では、堀兼ふるさとまつりや毎年大勢の子どもたちが参加する「狭山市綱引大会」への取り組みなどにについて発表しました。
青少年演技
おおぞら学級 エイサー部(狭山市立西中)
力強いエイサー部の演技
会場では大きな拍手と歓声が沸き起こりました
狭山市立西中学校エイサー部は、特別支援学級「おおぞら学級」のメンバー22名が、部活動として行っている活動で、20年以上の歴史があります。毎週金曜日の放課後を中心にエイサーと和太鼓の練習を重ね、「狭山市特別支援学級学習発表会」「西中学校3年生を送る会」をはじめ、地域の敬老会や県のイベントなど多くのステージで演奏を披露しています。当日は、創作エイサーの「遊び庭(あしびなー)」「島唄」「島人ぬ宝(しまんちゅうのたから)」の3曲が披露されました。
大会宣言
青少年を育てる狭山市民会議が大会宣言(案)を提唱し、来場者の承認をもって採択しました。大会宣言の全文は以下のとおりです。
大会宣言
狭山の次代を担う青少年たちが、元気にそして笑顔で明るい未来に向かい、心身ともに健やかに成長することは私たち市民すべての願いです。
近年における青少年の問題行動は、ますます低年齢化、多様化する傾向にあり、極めて憂慮すべき状況にあります。
スマートフォンなど通信機器の発達は、利便性をもたらす一方で、インターネットへの依存や危険ドラッグの乱用など、子どもが無差別に巻き込まれるトラブルをもたらす危険性を含んでいます。
多くの青少年は、夢や希望の実現に向けて、日々逞しく努力を重ねています。
私たち青少年の健全な育成に携わる大人は、まず自身が姿勢を正し、青少年とともに、安全で生き甲斐のある社会環境をつくるため、「家庭」「学校」「地域社会」それぞれの役割の必要性をあらためて認識し、目前にある様々な問題に正面から向き合い、解決の糸口を見いだすための活動を積極的に推進していくことを決意し、ここに宣言します。
平成28年7月3日
第34回狭山市青少年健全育成大会