新型コロナウイルスの影響で、市のイベントはもちろんのこと、地域の行事もほとんどが中止になるなか、少しでも地域の子どもたちや住民の皆さんに楽しんでもらおうと、柏原地域会議と柏原公民館が手を携え、『柏原七夕まつり』を企画しました。

地元の柏原小学校と柏原中学校に依頼し、児童生徒全員と先生たちの願い事を短冊に書いてもらい、それを竹に結び付けます。
およそ８５０の色とりどりの短冊に書かれた願い事は、この新型コロナウイルスが早く収束して欲しいとの願いが多く、他にも志望校に入りたい、部活を頑張りたいなどというお願いもあり、それぞれの想いが叶うようにと祈りながら、竹に結び付けていきました。

竹は、柏原地域会議のメンバーでもある農家の方の竹を切り出しました。
また短冊も、雨に濡れても大丈夫なようにビニール製のものを、地元の商店に依頼して手に入れてもらいました。

大規模な行事や事業は出来ませんが、地域の子どもたちや大人が、少しでも楽しめるような企画を、これからも作っていこうと考えています。

社会見学の途中で立ち寄ってくれた小学生たちが、自分の書いた短冊を探し、
「あ、あった！」
「おれのはどこ？」
などと嬉しそうに歓声を上げている様子をいると、やはり子どもたちの元気な声が、早く地域に響く毎日が来るようにと願わずにはいられません。

この『柏原七夕まつり』は、８月７日までの予定で開催しています。
是非、柏原公民館へお出でいただき、子どもたちが書いた短冊を見て、子どもたちを応援してください。