保育の感情労働研究会は、2008年7月、イギリス・サリー大学(University of Surrey)看護学部のパム・スミス(Pam Smith)教授が来日された際に、キャンパスプラザ京都で開催した「看護師と保育者の“感情労働”シンポジュウム」をきっかけに翌8月に誕生した研究会です。シンポジュウムで示唆を受けたスミス教授の基調講演「感情労働研究の機微と展望」、シンポジュウムで取り上げた「看護師と保育者の感情労働は同質か?」を手がかりに、保育の分野での感情労働研究に着手しました。 メンバーは大学・専門学校に籍を置く研究者、保育園幼稚園関係者、福祉事業関係者などからなり、実践と理論の融合を目指して研究活動を展開しています。2011年度からは年4回研究会を開催し、研究の成果は学会で報告したり、論文等にまとめて公表しています。