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狭山市民広場

[告知する] 第35回駅前月例ギターコンサート

第35回駅前月例ギターコンサート

クリトン  さん

2019/07/12 15:37:29
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第35回駅前月例ギターコンサート 7月プログラムより
カルカッシギター教則本第3部より(完結)
第47番、第48番、第49番、第50番
 カルカッシ教則本の第3部「50の漸進的練習曲」の最後です。
47番と48番はオープンEというチューニングの曲です。この調子でチューニングされたギターは誰でも無造作に解放弦をポロンと弾くだけで気持ち良く鳴らせますが、曲ともなるといつもと勝手が違うので色々迷ってしまいます。
49番50番はスペイン風のギターのかき鳴らしや、弦をたたいて和音を鳴らす技法を使います。スペイン独特のギターの弾き方は、近代のフラメンコギターから始まったように感じられるかもしれませんが、かなり昔から、恐らくギターという楽器が中世末期にスペインで生まれた頃からあったのだろうと思います。古典時代のギタリストはスペイン的奏法を知っていてイタリア人のカルカッシなども、真似出来たようです。現代のフラメンコギターはギターのそういう弾き方を極限まで推し進めた演奏法なのだろうと思います。

ペルナンブーコ名曲選
  鐘の音、デンゴーソ、グラウナ、ポ・デ・ミコ、
インテロガンンド
「鐘の音」という曲は、私がギターを始めたころ(1965年前後)、日曜の朝に黒澤ギター提供のラジオ番組のテーマ曲になっていていまいした。どんなに暗い気分の時もこの曲が流れてくるとたちまち明るい気持にしてくる音楽で大好きでしたし、その後自分で弾けるようになってからも、私のお気に入りの曲です。しかし、この曲はずっとヴィラロボス作曲のショーロと言われていて、ペルナンブーコという呼び名を知りませんでした。本名はジョアン・テイシェイラ・ギマランス(1883-1947)といい、ペルナンブーコという通称は彼が生まれた地方の名前です。多分、私を含め本名を覚えられる人はあまりいないと思いますので、ペルナンブーコでいいと思います。
以下、各曲のネットのポルトガル語―日本語自動翻訳の翻訳出てきたものを上げておきます。正しいかどうかわかりませんが。
Dengoso:恥ずかしがり屋
Grauna :――女性の名前か何か固有名詞ではないでしょうか。
Pó de mico:白い粉
Interroganndo:「尋問」と出てきましたが、音楽用語のインテルメツォ(間奏曲)のような意味ではないでしょうか。

[開催日]
2019/7/19
18時50分開場 19時15分開演

[開催場所]
狭山市民交流センター コミュニティーホール
狭山市入間川1-3-1
狭山市民交流センター1階
西武新宿線狭山市駅下車 西口よりすぐ

[料金]
¥2000全席自由・全前当日券

[プログラム]
イギリス組曲 (ジョン・デュアルテ)
  1プレリュード 2フォークソング 3ロンドダンス
カルカッシギター教則本第3部より(完結)
 第47番、第48番、第49番、第50番
名アレンジャー竹内永和によるポピュラーアレンジ
 白い恋人たち、スマイル、タラのテーマ
ペルナンブーコ名曲選
 鐘のひびき、デンゴーソ、グラウナ、ポ・デ・ミコ、
インテロガンンド
エチュード第5番・第6番・第11番(ヴィラロボス)

[駅前・月例ギターコンサート その後の予定]
8月23日(金)
9月20日(金)
10月25日(金)
11月22日(金)
12月19日(木)

[石村洋 プロフィール]
早稲田大学理工学部卒業
ギターを江黒功一、奥田紘正に師事。
日本ギタリスト協会第2回新人賞受賞。
狭山市で石村ギター教室を主宰(tel04-2959-4112)
日本ギタリスト協会、神奈川ギター協会、日本哲学会 各会員

[お問い合わせ先]
石村ギター教室
04-2959-4112

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