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景観地50めぐり

景観地36 八雲神社の社殿

2015/08/09

頭上に開ける300年の歴史

八雲神社の入り口は近代的なコンクリートの階段です。一見神社の入り口とは思えません。見上げると頭上に鳥居がそびえ、階段を上り切ると左手に社殿が佇んでいました。
創立年月は正確には不明だそうですが、神殿内に保存されていた棟札によると正徳5年(1715年)とあり、第7代将軍徳川家継のころだそうです。300年も前からこの地を見守っていたのかと思うと感慨深いものがあります。
八雲神社のご祭神は「須佐之男命(すさのおのみこと)」で、江戸時代は牛頭天王(ごずてんのう)と称されていたそうです。今でも天王様と呼ばれ、親しまれているそうです。明治維新当時の明治5年に、社号を八雲神社と改め、その後村社に昇格し各地区の神社を合祀したそうです。
現在の社殿は平成16年に再建され、元旦祭、一時千願、春と秋の祭礼、天王様には西方囃子が奉納されるそうです。
八雲神社入り口
八雲神社入り口
鳥居から社殿を臨む
鳥居から社殿を臨む
八雲神社社殿
八雲神社社殿
社殿の正面には、金色の社名の額がかけてあり、扉の模様も金色が美しかったです。それらとは反対に、賽銭箱は歴史の重みを感じさせるものでした。
夏季例大祭で巡行する御神輿がこの社殿に納められているということです。安永2年(1773年)の造営で、重量400kg。屋根には社紋の巴と寺紋の卍が施され、その古さを伝えているそうです。
神社額にかかれた金文字
神社額にかかれた金文字
織田瓜、葵の紋章
織田瓜、葵の紋章
賽銭箱
賽銭箱
賽銭箱横に書かれた組合一同の名前
賽銭箱横に書かれた組合一同の名前
社殿の前には対の狛犬がいました。一方は口を大きく開け、もう一方は口を閉じて睨み付けています。まるで社殿を侵入者から守っているようでした。
口を閉じている狛犬
口を閉じている狛犬
口を開いている狛犬
口を開いている狛犬
こちらも対の石灯籠。周りには鹿、雲、後戸、三笠山、透かしが彫られていました。
境内には虎の石碑があり、その横には寅年の特徴について書かれた紙片が自由に取れるようになっているポストが置いてありました。狭山市奥冨十二支巡りの虎が八雲神社に置かれているということでした。寅年の特徴としては、「決断力」と「才知」とあり、「無理せず、分相応の生活をしましょう」と結んでありました。寅年でなくとも心掛けたい言葉です。
歩く虎
歩く虎
横たわる虎
横たわる虎
八雲神社には階段とスロープが左右についていました。ここを例大祭の御神輿が通るところが見たいものだと思いました。
左手のスロープ
左手のスロープ
右手の階段
右手の階段
南側の階段を上っていくと、中に入るドアがあり、天井には照明がついていました。
ドアに続く廊下
ドアに続く廊下
軒に下がった照明
軒に下がった照明
横から見た八雲神社社殿
横から見た八雲神社社殿
境内にある八雲神社の由来に関す看板<br>
境内にある八雲神社の由来に関す看板
さやま市民大学ジャーナル学科1期生 髙橋德子