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楽農だより

“SSCC楽農学科21”

~ 平成21年度 第3期生 ~

2013/12/26

SSCC (狭山シニア・コミュニティ・カレッジ) 楽農学科は、平成21年(第3期生)~平成24年(第6期生)まで4期開講しましたが、平成25年度より、休講となりました。 3期生28名、4期生28名、5期生21名、6期生23名、総計100名の修了生を送り出しました。 修了後は、それぞれに、同期会を立ち上げ、遊休地を利用して共同農園の運営、市内の小学校の野菜作り指導、堀兼の農家への援農支援、育てた野菜の直売などを通じて、りっぱに SSCCの理念である、社会貢献を果たしています。 修了生の皆さんの活躍はリーダーの誇りです。 4年間ありがとうございました。 
SSCC(狭山シニア・コミュニティ・カレッジ)の楽農学科は、平成14年度~15年度の2期開講して、その後休講になっておりました。 今年8年ぶりに再開することになり、受講生募集で1番人気となり、1.5倍以上の応募者がありました。 その結果、抽選で選ばれた3期生30名の受講生の皆さんは、幸運な方たちと言えます。 講師も、リーダーも、スタッフも、そしてもちろん受講生の皆さんも全てが初めての経験です。
3期生30名、講師5名、スタッフ4名、 全員集合です。(7/8)
3期生30名、講師5名、スタッフ4名、 全員集合です。(7/8)

SSCC楽農学科農園全景

楽農学科3期生の記念すべき、第1回目の農園実習です。(4/15)<br>皆さ~ん! 何をしたか、覚えていますか? 
楽農学科3期生の記念すべき、第1回目の農園実習です。(4/15)
皆さ~ん! 何をしたか、覚えていますか? 

初めての農園実習

授業は、農村環境環境改善センターの農事研修室で、30分~60分くらいの講義の後、歩いて2~3分の所にある実習農園に出て、野菜の育て方を学びます。 第1回めの授業は、堀兼の特産品である、里芋の植え付けです。

里芋の植え方

畝立て、筋引き、作条施肥
畝立て、筋引き、作条施肥
マルチシートを張る。
マルチシートを張る。
マルチシートに苦戦していますね。
マルチシートに苦戦していますね。
里芋の種芋を植え付ける。
里芋の種芋を植え付ける。

アクシデント

堀兼の強風

農園に吹き荒れる強風!(5/22)
農園に吹き荒れる強風!(5/22)
野菜栽培に病害虫や動物の被害、台風などのアクシデントは付き物ですが、堀兼の強風は初めての経験で思い出深いものでした。

堀兼では毎年5月に右の画像のような季節風が何回か吹き荒れます。 
見た目にはきれいに掛けられたビニールトンネルも、そこは初めての生徒さんたち、プロの農家のようにはいきません。 堀兼の強風にはひとたまりもなく、吹き飛んで破れたり、植え付けたばかりの野菜の苗が折れたり、痛んだりしてしまいました。

村野先生の指示の下、その度に、生徒さんたちを電話連絡網で呼び出しました。
夕暮れの強風吹き荒れる中、次々に農園に現れた生徒さんたちは、文句ひとつも言わず、テキパキと作業をされました。 その姿に感動したのを覚えています。

チームワークは抜群です

「楽農学科は楽しそうですね」と、よく声を掛けられます。 でも、楽農学科は、決して楽しいだけの学科ではありません。 シニアには少々辛い労働がありますし、グループ活動ですから、人間関係もうまく構築していく必要があります。 苦楽を共にして、収穫の喜びや達成感を味わい、チームワークをうまく築いていくのは、楽農学科ならではの醍醐味です。
収穫した野菜を前に にっこり !(7/8)
収穫した野菜を前に にっこり !(7/8)

農園実習

実習は、まず先生がお手本を見せながら、作業の手順を説明します。 先生が熱心に指導して下さいますので、生徒さんたちもメモを取ったり、写真を撮ったりしながら、身を乗り出すようにして、熱心に先生の手元を見つめます。
夏野菜に本支柱を立てる(6/3)
夏野菜に本支柱を立てる(6/3)
1回めの授業で植え付けた里芋がこんなに生長してきました。 里芋の追肥・土寄せ(6/17)
1回めの授業で植え付けた里芋がこんなに生長してきました。 里芋の追肥・土寄せ(6/17)
茄子の整枝(7/1)
茄子の整枝(7/1)
オクラの下葉処理(7/1)
オクラの下葉処理(7/1)
落花生の追肥・土寄せ(7/8)
落花生の追肥・土寄せ(7/8)
サツマイモの土寄せ(7/22)
サツマイモの土寄せ(7/22)

収穫

食べきれないピーマンをこんなに頂きました(9/17)
食べきれないピーマンをこんなに頂きました(9/17)
収穫は、トウモロコシや枝豆の畝間に種をまいたサニーレタスから始まり、夏野菜の収穫期になると、毎回持ちきれないほどの実りがあります。 奥様から「今日は持って帰らないで」と言われたという生徒さんまでいました。 帰りに捨てて帰らないかと、心配したくらいです。

生徒さんたちは、大きくなりすぎた茄子やキュウリを抱えて帰ります。 どうも野菜の生長に皆さんの収穫作業が追い付かないようです。 
先生の悩みは、生徒さんたちが、野菜の美味しい食べごろを逃してしまうことでした。
大量のトウモロコシを抱えて(7/8)
大量のトウモロコシを抱えて(7/8)
暑い夏の辛い作業の後には、嬉しい収穫が  待っていました(11/25)
暑い夏の辛い作業の後には、嬉しい収穫が  待っていました(11/25)

ペンネーム:リーダー
資 格 : Junior Vegetable&Fruit Meister (野菜ソムリエ)です。

自己紹介:東京生まれ。狭山に住んで35年。家庭菜園歴30年です。

Message: 家庭菜園に関心が高まっている今、野菜づくりを通して、季節の移り変わりや自然の美しさなどを
              伝えていけたらいいなと、想っております。

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