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なんとなく探検隊

子ども大学さやま・いるま

子どもたちの好奇心が未来を造る!

2011/12/27

テーマ「70万年前の気候がわかる南極の氷」

休憩後の授業では、実際に南極の氷に触ってみました。
とても硬いので、小さく砕くのも大変です。希望者が順番にチャレンジしましたが、なかなかどうして割れません。
割れた氷をプラスチックのコップに入れ、まずは普通の氷と何処が違うか感じてみましょう。南極の氷の方には空気がたくさん入っていると言う子、匂いが違うという子、それぞれに違いを感じたようです。感じた事は記録しましょう。
次に両方のコップに半分ぐらい水を入れます。
しばらく置いておくと・・・南極の氷から「シュワシュワシュワ、パチパチパチ」という音がします。これが20万年から30万年前、マンモスより古い時代の空気が弾けた音です。初めて聞く南極の氷の音に皆興味津々です。
誰かが「飲んでいいの??」と聞きました。
OKが出るとググーっと美味しそうに飲んでいます。大昔の空気を飲み込んじゃいましたね。
最初はかしこまっていた子ども達も、実習になると表情が一変して生き生きとしています。
南極観測隊は色々な分野の仕事が必要なので、幅広く学び、料理でも電気でも自分の道を進むと南極に行けるかもしれません。
この参加者の中から隊員が出たら素晴らしいですね。
2回目以降で子どもたちが学んだプログラムをご紹介します。
第2日
はてな学
 「炭酸ロケット発射!」 狭山市立山王小学校校長 松澤忠明先生
第3日
ふるさと学
 「川がつくった入間・狭山の地形」 入間市博物館学芸員 小田部家秀先生
ふるさと学
 「あそび道具の工夫」 入間市博物館ボランティア会 小暮欽作先生
ふるさと学・生き方学
 「昭和の時代の手作りおやつ」 狭山市立水野公民館サークル グリーンピースのみなさん
第4日
ふるさと学
 「君も、お茶博士になろう!」 日本茶インストラクター 横田泰宏先生
生き方学
 「論語を学ぼう!」 東京家政大学講師 打越竜也先生
第5日
はてな学
 「地球温暖化と北極海にすむ白クマたち」 東京家政大学環境教育学科教授 宮内正厚先生
(さやまルシェ市民スタッフ 茶々)