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なんとなく探検隊

小学生が稲の収穫作業

心を合わせ感謝をこめて

2011/10/17

狭山市内を、な~んとなく探検していきます。
今回は、奥富小学校の生徒が取り組んだ稲刈りの様子をお届けします。

田植えから成長を見守り続けた稲穂が頭を垂らす

奥富小学校の5年生の児童が、地元の農家やJAいるま野の協力を得て、9月13日に、専用農園「みどりの学校ファーム」で、稲刈りを行いました。

小学校の校舎は、秩父の山々や富士山までを見渡せる、市内でも一番広い田園地帯の中にあります。

5月の終わりに、先生や同級生の皆と一緒に植えた苗の成長を、児童達は、登下校の道でずっと見守ってきました。
淡い緑の小さな苗が、しだいに大きく育ち、夏休みの頃には、田圃を渡る風が、波模様を作りながら濃い緑色の稲をなびかせていました。

二学期になって運動会の練習が始まる頃になると、稲穂が色づき、田圃がきらめきはじめまたした。収穫の時が訪れたようです。

透き通るように高い青空の下、児童達はふたたび、先生と農園の前に集まりました。
「みなさんの目の前に広がる田圃が今、豊かな実りの時を迎えました。輝くように美しいこの色を、黄金(こがね)色といいます。お米は昔から金のように大切にされてきたからです。皆さんの植えた小さな1本の苗が、何本もの茎を持つ大きな株になり、立派な穂を付けました。水と太陽と土と、田圃の世話をしてくれた農家の人へ感謝をしながら、稲刈りをしてください」と坂本一男校長先生は児童達へ語りかけました。